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空井戸サイクル

汗冷式背面ラジェータ。

2018.08.03 10:57

「背中が暑いからバッグを背負いたくない」と、荷台関係の相談を頂く事が増えています。

この灼熱の毎日ですからねぇ・・・そりゃ担がんで良いならそれに越した事は無いですわな。



という事で「灼熱の今、荷物から背中を開放するならこんな感じ」という例をご案内してみる今回。

まずは「実用性高く価格が安いリーズナブルな選択」の筆頭である此方の製品。

beam フレキシブルキャリア  ¥1,900(税別)


何せ安いお値段¥1,900!ワタクシの知る限り最安定価です。

またアルミ製で500g少々と軽量な点や、足の下部にパニア固定バンド用のループが用意されているなど、

金銭的にも感覚的にも負担を最小限に留めつつ、充分な実用性を提供してくれる定番品。

天板付きタイプですので後輪からの跳ね上げ対策にも(少しだけ)有効。


決して頑丈とは言えないタイプですから、ハードに使う中でパキっと折れてしまう可能性も無くは無いですが、

価格の事を考えれば「リアキャリアの有用性」を確認出来るだけでも価値ありではないでしょうか?



さぁ荷台が着いた、やったやった完成〜!と喜んでる場合ではありません。

荷台が着いたからとてそのまま荷物を積載出来る訳では無く、

こういったバッグと併用してこそはじめてその真価を発揮するってなモンです。

Jandd グロッサリーパニア  ¥9,800(税別)

バッグと言うかカゴと言うか、カゴと言うかバッグと言うかな変則的パニアバッグ、グロッサリー。

上面がスパッと完全に開いている事に加え、マチ幅の広いスクエア形状なので見た目よりも容量は多く、

普段担いでいるバックパックをそのままズボっ!とか、スーパーで買った食料をズボっ!とか、

なんなら箱買いした完ビールを箱ごとズボっ!みたいな使い方が出来て激しく便利。

使わない時は折り畳んで側方への張り出しを抑えられるという点もまた良し。



「ビームキャリア」と「グロッサリーパニア」の組み合わせは、コストと便利さのベストバランスと申せましょう。


「いやいや、実用性も大事だけれどもねキミ、なんつーかもっと・・・こう・・・あるじゃない、色々とさ」

という方にはTubus一択!答はそれっきゃない!と言いたい所ですが一歩退いて二歩退いて此方をご提案。

Atranvelo ツアースポーツ  ¥4,800(税別)

チューブス&ラックタイムの流れを色濃く感じるシンプルなパイプワークにして公称耐荷重30kgを謳う骨太な造り。

しかも価格が選べそうで選べない¥5,000クラスに収まるってんだから注目せん訳には参りますまい。

いや、もうコレは現時点における最良の選択と言えるのではないでしょうか?



そこにバッグを組み合わせるとすれば例えば・・・この辺りか。

RAL EX-Loader  ¥8,000(税別)

大きからず小さからずの一気室/18.5リットルという容量に加え、外面にはヘルメットも仕舞える大型ポケットを装備。

グロッサリーパニアの様な圧倒的利便性はありませんし、オルトリーブ製品の様な絶対的防水性もありませんが、

毎日の自転車生活から週末ナイトライドやチョッとしたツーリングまで「とりあえずコレがあれば」と言えるバランスの一品。



まぁリアラック&パニアだけが背中を開放する手段では無いんですけどね、

背中が汗でベトベトで気持ち悪くて仕方ない、という時は参考にしてみて頂ければ幸いなり。