脳みそをカラッポにして身を委ねて聴いてみてください🎧 ex.Emeraldsのシンセ奏者【Steve Hauschildt】Ghostly移籍第1弾新アルバム!Julianna Barwickも参加
ソロとしても人気のギタリスト、Mark McGuire 脱退にともない2013年に惜しくも解散したUSアンダーグランド・シーンの代表格バンド Emeralds のシンセ奏者、Steve Hauschildt が2年ぶりのソロアルバム『Dissolvi』をリリース!
現在でも度々引き合いにだされたり、ミニマル・アンビエント〜エクスペリメンタル・ミュージック・ファンの間では確固たる存在のエメラルズ。結成当初からのメンバーであるシンセ担当のスティーヴ・ハウシルトは、エメラルズとして活動中の2011年から、Tim Hecker や Grouper など擁する地元シカゴの Kranky より4枚のソロ作品を発表してきましたが、今作は Telefon Tel Aviv や Tycho など擁する Ghostly International 移籍後初のアルバムとなります!
今作には エクスペリメンタル・アーティスト Julianna Barwick や、Oneohtrix Point Neverことダニエル・ロパティンがプロデュースを手掛けたことで知られる女性オペラ歌手 GABI が参加。プレス・リリースによると、シカゴとニューヨークで制作したこの作品について、ハウシルトは「窓のない閉鎖空間でレコーディングを行うことで、音楽の時間に関わる物質的、もしくは季節的な要素を排除したんだ。今作ではミキシングと、幅広い機材や楽器を取り入れることに焦点を置いた。構成のアプローチは準生成的と呼べるものだった」と、語っている。また、アルバム・タイトルの『ディゾルヴィ(Dissolvi)』はラテン語のフレーズ "cupio dissolvi "( I with to be dissolved = 溶けてなくなってしまいたい)からきており、シカゴの詩人カール・サンドバーグの作品の「私とは人々であるー集団でありー群衆でありー大群である」という一節に感化され浮かんだもので、個をなくして群衆へ溶け込むという哲学に関心を持っており、その詩が自然と呼応したという。
細部まで繊細に紡がれる煌びやかな電子音とミニマルなビートのコズミックなサウンドスケープの中に、どこか哀愁を感じさせるメロディーが同居する浮遊感に満ちた最高に心地よいバランスは、エレクトロニック・ミュージック好きのみならず聴いてほしい1枚。ぜひ脳みそをカラッポにして身を委ねて聴いてみてください。
こちらは Julianna Barwick が歌う先行トラック『Saccade』
詳細はこちら!☟
目を惹く印象的なアートワークは、
Oneohtrix Point Neverの『R Plus Seven』や
Tame Impalaの『Currents』などなど
たくさんの気鋭アーティストのアートワークを手がける Robert Beatty によるもの。
(彼の作品もぜひチェックしてみてください!アレもコレもあります⇒ https://robertbeattyart.com/)