his brother

彼には弟がいる。(３つ年下だったかな？)

８月に入り、彼のところに弟が１〜２週間来ていた(弟の前では絶対に電話に出ないと言うので)電話をかけていなかったこともあり、私はなんとなく電話しないことに慣れてしまっていた。だからか、弟が居なくなっても電話をかけていなかった。

弟が居候している間は「寂しいな」とか「声が聞きたいな」とか思っていたけれど、異動によって私の仕事が忙しくなったのと、結構電話しないのに慣れちゃったという事もあり割と平気だった。

彼はその逆で、弟が居る間は私とのことを知られまいとするのと自分以外の人間が部屋に居るというストレスでいっぱいだったけれど、一人になって急に寂しくなったのか私を恋しくなったのか電話をかけてきて(私は出れなかったり１時間以内に切ったりしたからか？)寂しさを紛らわすために勉強して、気をそらしているようだった。

環境の変化は人間にいろいろな心境の変化をもたらすものなんだな。

少しずつ彼の中の私の存在が大きくなて来ているように感じ始めた。