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NOTE FARM / 暮らしの畑屋のおと

生きる喜びの原点を体感したい人へ

2018.08.04 06:13


インディアンの口頭伝承の話の中で、「種まき」を発見した話が出てきます。 

そう、最初は種まきという知恵すらなく、自然に成っている植物や果実を食べていた。 

しかし、移動を繰り返していた彼らにとって、未知の土地で食べるものは毒がある可能性もあるので、食べることは危険と隣り合わせでした。   


しかし、種を持ち運んで移動先でも安全が保障されているものを食べられるようになったことで、食べ物への安心感がかなり増すことになったと言います。 

彼らが常に持ち運んでいたのが「インゲン・カボチャ・トウモロコシ」であり、それらを親しみを込めて三姉妹と呼んでいたそうです。     


今の私たちは、世界中の野菜の種を簡単に手に入れることができますが、

それを実際に蒔いて、食べるものを自分で得るというDNAに深く刻まれた喜びを体感する人はとても少ないでしょう。


野菜を育てることは手がかかります。 

夏の畑は暑いし、冬は寒いです。(当たり前だけど) 

せっかく育てても育たないこともあります。 


でもそんな様々な時間の積み重なりを経て、 やっとの想いで収穫できた食べ物は何よりも自分の身体や心、魂を喜ばせるご褒美となるのです。   

はっきり言って慣れないことを始めるのは、思っているより大変なことも多いです。 でも確実に私たちが忘れかけていて、無意識に求め続けている「生きる喜びの原点」はここにあります。   


僕はめんどくさがりで、野菜の日々の手入れなんてできればしたくないなと思っています(笑) 

でもやれば確実に自分自身が深いところで喜び、満たされ、みんなにもそれが必要だと分かっているので、こうやって仲間を集めて、畑をする場を続けています。 

そうした人とは深いところで繋がることができます。     


だから本当に多くの人に来て欲しいし、一緒にやって欲しい。 忙しくて、ちゃんと畑できなくても、僕は別に良いと思ってます。 

とにかく一歩でも踏み出すことが本当に大事だし、それで日々の暮らしや働き方、世界に対する見方も変わるから。     

ということで、この9月からまた畑の寺子屋の講座が始まります。 野菜づくりに興味ある人だけでなく、こう言った生きることの原点や喜びを感じたい人にこそ体感して欲しい。 

子供の時にはあったはずの目の輝きを取り戻したい人に来て欲しい。   

僕らの命が輝くために必要なものは、すでに全て自然が用意してくれています。 本当はすごくシンプル。 

つい熱くなってしまいましたが、 実際の寺子屋の講習はすごくゆるいです笑