10/23佐連集落の里山維持のフィールドワーク
「周防大島 大地と海の再生講座2023」シリーズ第二弾!!
今回のフィールドワークでは、まず、承兼農道ができた経緯や集落での暮らし、里山を維持するために農家漁師が行っていた営みを、集落の方々から昔の写真を観ながらお話しいただきます。
その後、大地の再生手法を参考に、耕作放棄地や承兼農道周辺で現地作業にチャレンジします。
これまでに開墾した畑での収穫体験も予定しています(お土産付き)。
日時:10月23日(月) 時間等は追って追記します
場所:周防大島町佐連地区
参加費:3,300円(18歳未満もしくは高校生・高専3年生無料)
服装&持ち物:汚れても良い服装(長袖長ズボン)、その他長靴・帽子・雨具・タオル ・軍手・作業時にのむお水など適宜。
ノコ、ノコ鎌、移植ゴテ、三つ目鍬、剣先スコップ、ツルハシ、ナタ、剪定バサミ(あるものをご持参ください)
お昼ごはん:一本釣りの魚と沖家室ひじきを使った特製海鮮丼(1,100円)を手配します!参加申し込み時に必要数をご確認します。
☆フィールドは、周防大島町佐連集落
フィールドワークの場所は、周防大島町の南東、白木半島にある佐連集落。
白木半島周辺は、2013年には地先の海が瀬戸内海国立公園初の海域公園地区に、2019年には山林の大部分が国立公園に編入された、自然豊かなエリアです。
また、地域の方や活動団体が、五条の千本桜、小積の河津桜、外入のアサギマダラ園など、季節の自然を楽しめる場所をつくったり、かつての往還道を再生し、散策道として歴史を伝えていく活動をされています。
各集落には、生活環境と山との間に”承兼農道”と呼ばれる、農道と大雨の時などの水路を兼ねる道が張り巡らされています。
しかし、高齢化と人口減少などにより、かつてのような里山の維持保全が難しくなってきています。
そんな中、佐連集落では、自治会を中心として”持続可能なこれからの集落運営”について検討を進めています。具体的には、
・耕作放棄地の活用と維持
・防災・減災のための承兼農道の保全・管理
について、どこを活用し、難しいところはどう森に還すのか。実践しながら一つ一つの選択を行おうとしている集落です。
お申し込みは【こちら】
気になるお昼の特選海鮮丼には、「沖家室ひじき」も使われています!