FROM桑名石取祭『NINL』vol.16 「斎火のお話」
2018.08.05 00:26
叩き出しの日の夕方(今年だと8/3(金)18:00~)、春日神社では夕御饌祭【ユウミケサイ】が行われます。
夕御饌祭は、春日神社に役員が参列して行われる祭礼で、ご神前にたくさんの御饌(おそなえ・お供え)をあげます。
(夕御饌祭は試楽、本楽の日にも行われます。両日とも17:30~)
この祭礼が終わると、春日神社より “斎火(いみび・いむび)” をいただく。
斎火とは、ご神前に掲げられた神聖な火のことで、参列した各組の代表者(祭事委員等)が役提灯に火を移してもらい、それぞれの組に持ち帰ります。
各町の私たちは、その火を受けて祭車の万灯や十二張、その他の提灯に火を分けて行きます。
羽織袴姿の祭事委員が斎火を持ち帰ってくれました。
町の役提灯に火を受けています。
万灯にも入れていきます。
vol.15「提灯のお話」で紹介した小窓から火を移す。
万灯に火が入りました。
十二張にも。
やはり斎火が入ると気も入りますね。いよいよ始まる。
私たちは毎年、こうして叩き出しをむかえるのです。
案内人:春日町副祭事長 堀田大介