ラジョン・ロンド
おはようございま〜す。
ここ数日、すっかり体調も良くなり滞っていたGACKTの本(全1200ページ)を900ページ読んだZAKIOです。
やはりこういうのは勢いが大切で、体調が良くなった途端に読書欲が復活したので、その流れに乗って一気に読みました。
砂漠で喉がカラカラに乾いていた人が久しぶりに水を手に入れ、貪るように飲みまくった感じです。
そういう時って、全く努力とか苦痛というふうには感じないもんですね〜。
さて、今回はNBAの僕の好きな選手を需要も無いのにゴリ押しする人気のコーナーです。
僕が今のNBAで1番好きな選手はこちら。
Rajon Rondo(ラジョン・ロンド)
※個人的には「レイジョン」の発音の方が好きなのですが、多くの表記が「ラジョン」な上、本人も「俺はラジョンだ。」と言っていたのでラジョン表記にします。
年齢は32歳で、僕と同学年です。
2006年にNBA入りしたのでもう13年目、年齢的にもベテランの域です。
で、ロンドの何が好きかというと
・パスが天才的に上手い
・BBIQ
・性格に難がある
この3点ですね。
とりあえず、見るのが1番てことで動画貼っときます。
ほら、上手いでしょ。
僕は昔からダンクが凄い選手やシュートが上手い選手よりも、こういったパスが上手い選手を好きになることが多いんですよね〜。
なんででしょう。
憧れですかね。
ロンドはアシスト王を3回も獲っており、純粋なパスセンスだけで言えば現代のNBAでナンバーワンと言っても過言ではありません。
パスっていうのはセンスに寄るところが大きいので、これは天性の才能だと思われます。
そして、それと共に優れているのが
BBIQです。
ロンドはバスケの時だけではなくコートを離れてバーベキューをやる時もそのセンスを遺憾なく発揮し、絶妙な焼き加減の肉を絶妙なタイミングで仲間に提供してバーベキューを盛り上げる、いよっ!この根っからのアシスト王!って
バカッッ!!!
BBIQとは、バーベキューではなくてB・B・I・Q(バスケットボールIQ)です。
金田一くんが180のIQの、バスケ版です。
つまり、バスケの理解度です。
パスセンスと共にこちらもリーグ随一と言われており、コート上で他のチームメイトに指示を出す姿はまさに「ザ・ポイントガード」って感じです。
これだけ見るとお手本のようなプレーヤーなのですが、意外にもロンドはここ数年ずっと違うチームをたらい回しにされています。
年俸も1億円くらいで、実力の割にはかなり破格です。
NBAの年俸が高騰している昨今、僕はロンドには10億くらいの価値はあると思っています。
ではなぜ不当に低い扱いをされているのかというと、その理由は
・シュートが下手
これに尽きます。
非常に負けず嫌いで勝気な性格のため、意見が合わない監督や選手とすぐにぶつかります。
新人の時から、大御所のチームメイトに対して偉そうに指示していたくらいですから。
「本当はこう思っているけど、空気を読んで黙っておこう。」という思考は恐らくロンドにはありません。
羨ましいような、羨ましくないような。
割とチームメイトには兄貴分として慕われてるみたいですが、監督だとよく言い合いになってて、干されたりしてましたね…。
さらにバスケ選手として致命的なのが「シュートが下手」ということです。
特に現代バスケは、センターの選手まで3ポイントが打てる時代になってきている中で、ロンドのシュートは決して上手くありません。
3ポイントの通算確率は3割ちょっと。
フリースローも2本に1本くらいしか入らないくらい上手くないです。
つまりロンドは能力あるのですが少し「偏った」選手なのです。
これが、いまいち市場価値が上がり切らないのと、「スーパースター」までいかない理由だと思っています。
そんなロンドですが、とにかく僕は教科書通りの優等生よりも、こういうクセが強い選手が好きです。
来シーズン、ロンドはレブロンジェームスと一緒にレイカーズでプレーします。
また1年契約だから、来年にはまた出て行く可能性が低くないですが…。
それでも、ロンドがどのチームに行こうが僕はロンドのいるチームを応援していこうと思います。