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テマヒマ

師弟

2018.08.05 22:00

おはようございます。


暮らし、味わう。

食を通して豊かなライフスタイルを提案する

セレクトショップ&カフェ テマヒマ

大阪高槻で古民家再生中!

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


週末、丹波立杭で行われた兵庫県民芸協会

イベントに参加させて頂きました。

冒頭、協会の新会員ということで少し挨拶、

テマヒマのことを紹介する時間を頂きありが

とうございました。

まずは丹窓窯で、現当主の市野茂子さんと

丹窓窯で修行されていた平山元康さんから

お話を伺いました。

復活した最古の登り窯を見学した後、昼食を

はさんで、兵庫陶芸美術館で開催されてる

「丹波の民藝 生田和孝の陶業」展を見に、

その関連企画「生田和孝という人ー愛弟子が

語る師の想い出」ということで生田和孝さん

のお弟子さんである清水俊彦×柴田雅章さんに

よる座談会を聴講してきました。

俊彦窯さんはテマヒマとして最初に仕入に

訪問させて頂いた窯元さんで清水俊彦さん

にお目にかかるのはそれ以来。

(テマヒマブログ 言葉の回でご紹介)

お話するのは少し苦労なされてますが

お元気そうで何よりでした。

色々盛り沢山な内容でしたが柴田雅章さんが

生田和孝さんから言われたという

「横綱に誰もがなれるわけではないけど、

(横綱でなくても)自分の”型”があるのが大事」

だという言葉は印象的でした。


例えば、陶脈というのでしょうか?

河井寛次郎→生田和孝→清水俊彦→前野直史

という流れがあるとして、テマヒマブログ

感覚の回では、お笑い芸人を例に書きました

継承されているのは、技術的なことだけで

なく寧ろそれ以上に考え方だったり生き方だ

ったりしてるのだろうと推察されます。この

座談会でも師匠(俊彦さんは大将、柴田雅章

さんは先生と呼んでましたが)への愛をすごく感じました。


焼き物の世界の師弟関係とは違いますが、

サラリーマン時代、入社してすぐに教えても

らった師匠がいて、僕も教育担当者として教

えた弟子が4人います。マネージャー職にな

ってからは自分のチームに配属された新入社

員にも熱心に指導育成していた方だと思いま

す。主にクリティカルシンキングなどの

ビジネスにおける思考法を教えていました。

そしてこの部署、この会社でしか通じないよ

うでは駄目だということをよく言ってました


新しい業界に移り、新しいことを始めようと

している今、まさにそれがブーメランのよう

に自分に戻ってきています。