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七転び八起き Getting Back Up:A day in the life of cancer survivor MW

64. 夏の思い出1 - 2018.7.11~8.4

2018.08.05 05:15

今回、がんの話はありません...(この記事の最後のほうで、2人に1人にがんと言われますが、60才になるまでは、自分と同い年については、がん罹患 10人に1人くらいではないか、という私の仮説 / 駄文あります、がん種を問わない大づかみな話です)。

次回の記事は、来週の築地の JCF(ジャパンキャンサーフォーラム)の初日、8/11 (土/祝) 夕方、がんと就労 のお話をきいて、そのまま Nicotto (頭頸部がん患者会)のブースに遊びに行った話、にしたいです✨...ですが、翌週 8/13 から出張のため、その準備の状況次第で土曜日休めるか微妙で、今はまだ行ける、と確定できないのが悲しいです💦

キリシリトールさんのがんノート、がんノートBook の完成のご連絡、嬉しく拝見しました。

ささやかながら支援させて頂いていたいので、私も手に取るのがとても楽しみです。あれから1年半も経ったのですね。がんノートNPOディナー会は、舌の病気だったので自分は上手く話せなくなってしまったけど、サバイバとして交流してみよう、と思い切って外に出た1つのベンチマークです。この1年半のためだけでも、生きていて良かった、手術や抗がん剤や放射線治療してよかったと思います。


7月11日 国内日帰り出張

富士山が見えました。学生のとき、地理情報の講義で教官が、富士山の登山は海岸からスタートして、その日本一の標高を体で感じてほしい、という話を思い出す。私にその拘りは無いはずですが、たまたま、富士山の登山は未経験...。いつか感じたいものです 3,776m。5年寛解の記念でしょうか-あと2年半...やっとこさ折り返しです。


7月17日 中部に出張

名古屋駅の楽しみ、ラーメン名店街。このときは、"醐りょう"(函館ラーメン)。


7月18日 そのまま中央本線を経由し上信越方面への出張

途中の車窓より、"木曽路" を感じさせる1コマ。


7月21日 地元の夏祭り

次男の楽しみ りんご飴!


8月3日 大学同級生と1年ぶり再会

大学教員の彼とすっかり恒例となった夏飲み。若い学生の「やる気スイッチ」を入れる工夫。大学教員もマーケッターのセンス必要?

時間の有限さ。自分たちも、少しづつ将来の長さが短くなっている話。

若くして病に倒れ、他界してしまった共通の友人(同級生)を偲ぶ。そのときに思いだしたこと。

私は入院中に暇だったので、ある計算をしました。2人に1人ががんといっても、周りはそんなことないですよね。罹患する年齢は、やはり 60代以降が多いですよね。

話を単純にするため、例えば、20才で会社に入ったとして、60才で定年を迎えると仮定。その勤めている 40年間のあいだ自分の同期入社が何人、がんになるか。公になっている全がん種の年齢別の発症人数とかある年の全人口とか、いろいろ計算に使用すると、だいたい、同期のうち10人に1人が、60才の定年を迎えるまでの40年間のどこかで、何らかのがんに罹患する、という結果になりました。

新卒一斉採用が 100人の超大企業はそのうち定年になるまで10人ががん。新卒10人くらいの企業は1人。毎年1人しか新卒採用しない場合は 10年間に1人だけは定年までにがん。乱暴な表現ですが、こんな感じです。

これは私の感覚(大学の同級生の数、新卒で入った会社の同期の数、いまのところ知られている限りその集団でのがん罹患者の数)にあいますし、自分がなったことで、9人までは私の同級生は 60才までは安心してほしいものです。

60才までにがんに罹患しなかった残った9人のかたも、その後、急なペースで、がんになってしまい、最終的には、残った9名のうち4人はがん罹患、10名中5名(2人に1人ががん)となります。

 

あと、関連して、別の論点ではありますが、3人に1人ががんで亡くなるといわれています。がんになってしまった3名のうちの1名ではなく、全体の話です。2名に1名しかがんになりませんことから、がんになってしまうと、がん経験者3名のうち2名は亡くなってしまうことになります。(そうでないと全体の3/1になりません)※人口が6人だと考えるとわかりやすいです、6人のうち2人ががんで亡くなる。がんになるのは6人のうち3人。

もちろん、がん以外でも命に係わる病気はありますので、何ともいえませんが、以前、どうしても "2人に1人" という表現がしっくりこなかったので、そうではなくて、"60才までの10人に1人" が自分に来た、それがわかったとき、わりと自分的には納得できました。


8月4日 勤務先のファミリーイベントに下の子を連れて参加

小学生は、普段は学校や学童と自宅との往復。たまに習い事。でも本当は世の中はもっともっと広くて、いろんな子ども、いろんな大人、いろんな場所があることを知ってほしいと思います。