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日中バイリンガルMC

宝塚歌劇は国境を超える

2018.08.05 09:37

ちょっと大げさなタイトルですが、何のことはない、宝塚歌劇の「国際化が進んでいる!」という話です。



女性だけで男女を演じる宝塚歌劇は100年以上の歴史を持ち、兵庫県の、いや日本の誇るエンターテイメントですが、「好きな人は好き」「分かる人には分かる」という独特の世界。私の場合、テレビ中継でゆるゆると親しみ始め、劇場近くの大学に進学したあたりから本格的にハマり、今では約月一回のペースで可能な限り全組の演目を見ています。



五つの組がそれぞれ個性を競い合い、月替わりで全くカラーの違う演目が上演されます。公演はほぼ毎日!現在は花組が「天草四郎」を題材にしたお芝居を熱く繰り広げています。



今回のお席はお隣が欧米の女性、後ろが中国語圏のグループと国際色豊かでした♪拍手のタイミングもバッチリなところを見ると相当深く理解されていている様子。日本人でも歴史好き、地理好きでないと「うむむ?」となりそうなストーリーなのにスゴい!幕間にはいろいろな言語で賑やかに感想が飛び交っているのが聞こえましたよ。



そういえばこのところ劇場には英語と中国語でのあらすじ紹介のリーフレットも用意されています。公式にホームページのチケットサイトでは海外からの購入も可能。スターさんのファンクラブにも海外ファンが増えていて、「ファンレターを書くために日本語を勉強しています!」なんてお声も。今年10月には三度目となる台湾公演も予定されています。



宝塚歌劇と中国語、そして世界との繋がりがこうして深くなっていくというのは、少し前には全く想像できなかったことですが、一ファンとしても、中国語で仕事をする者としても、本当に嬉しい限りです!




宝塚歌劇 公式HP 中国語版(簡体字)