【日本橋 河岸】石町河岸
2018.08.05 10:50
河岸名:石町河岸
読み方:こくちょうがし Kokuchō-gashi
区分:河岸
成立:江戸期
廃止:寛文年間(1661~1672年)頃
現町名:中央区日本橋本石町四丁目
概要:地図では未確認。石町の水辺はここしかなく、東京都中央区立京橋図書館発行の『郷土室だより』(平成6年11月30日第85号)に、現・中央区内の街路灯の始まりとして「『明治事物起源時点』によると、この常夜灯より四年後の明治七年九月一日に本石町河岸―馬喰町四丁目間に点灯されたのが第一号で…」とある。現・日本橋本石町の水辺から現・日本橋馬喰町二丁目(1976(昭和51)年再編)までの一本道は現・江戸通りのことと判断できるため、ここを石町河岸とした。「本石町河岸」とは、石町が町名を改称した後にそれに従ったものであろう。なお、石町が「本石町」と改称したのは、寛文年間(1661~1672年)頃、神田に新石町が起立したときのことである。
撮影場所:石町河岸