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森の奥には

2006.09.15 15:00

今日オープンした「里山deアート展」。

昨日は搬入のために出掛けていたのだけど、
森の奥の奥の方にこっそり展示…。
と考えたのが裏目に出て、
車両の乗り入れ出来ない森の奥まで、
陶器入りダンボール抱えて3往復する羽目になる。

…遭難するかと思った(笑)


今回の作品は、2つ。
とりあえず、搬入段階で記録用に写真を撮っておいたのでそれをアップ。


・Something White〈私たちは昼なお暗き森の奥を棲処にする〉



野鳥の森の一番奥の沢の中。
5つの白いオブジェを転がした作品。
白い色は、暗い森の中に合うかなーと思って。
ほら、アーサー・ラッカムの描く森の中とか、あんな雰囲気、憧れます。
あとは、台風の余波で沢が増水しないことを祈るのみ。
流されませんように(笑)


もう一つ、現地を下見していたときに、
どうしても作りたくなった作品。

・Plants〈万物の傷口には何かが生まれるという〉



この作品、倒木を利用して作品にしてしまったもの。
引きで見ると本当はこの場所、周囲に同じような切り刻まれた倒木が並んでいて、
その様子だけでもおもしろい。
そこにちょこっと参加させてもらったという感じ。
樹脂粘土特有のしっとりした生っぽい質感で、思いのほか変なのが出来た。

これ、意外と色んな人からコメントをもらえてうれしかったなぁ。



オープン初日は小雨が振ったり止んだりの一日だった。
他の作家さんの作品は、18日に撮りに行こうと思ってるのだけど、大丈夫かしら。

天気予報は、終始台風の動向を報じている。
見に来てくれる人たちのためには、
どうにか天気が保ってくれればよいのだけど。

一日とて同じ環境ではあり得ない。
それも野外アートの醍醐味。