十五夜の月
今日は十五夜。
十五夜はよく天気が崩れるというけれど、
今宵は近年まれに見る美しい月でした。
今まで自宅でお月見だんごを用意してお茶を飲むくらいのことはあったけれど、
今日は茶道の先生ところの一門でお月見会。
いつもより、ぐっと本格的です。
場所は福山駅裏の三蔵稲荷の能舞台。
毛氈を敷き、秋草を飾り、お供えを置く。
担当を決めて持ち寄ったお料理を、
一人一人に盛りつけます。
今回私は、ご飯と香の物担当。
灯りがとぼしいから、はっきり写ってないけれど(^^;)
古代米とサツマイモのご飯に、キュウリとナスの香の物、
ダシ巻き玉子、生麩田楽、アジの南蛮漬け、
鶏肉の煮物、里芋、隠元、小松菜となめ茸の酢醤油和え。
どれもとっても丁寧に作ってあって、美味しくて驚きます。
みんなお料理上手なんだよー。
食事の後は、
もちろん、お菓子とお抹茶を頂きます。
ゆっくりお食事やお茶をしている間に
みるみる高く上っていく月は本当に綺麗で、
みな、感嘆の声を上げていました。
福山城のすぐ裏手にあたる場所だったお陰で、
能舞台から見る空には、丸く明るい月とお城。
本当によいお月見でした。
…なのに写真が食べ物だけっていうのもどうかと思うけど(笑)
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さあ、十五夜のお月見は無事終えたので、
あとは十三夜。「名残の月」のお月見です。
十五夜の月と十三夜の月は、「二夜の月(ふたよのつき)」と
並び称される名月。
そう、10月11日のイベントで今年のお月見はフィナーレを迎えます。
ぜひお月見をご一緒に。
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詳しくは、月の宴のホームページをご覧ください。
http://tsukimi.yamanoha.com/
筆文字工房すヾりで預かっていた夜の部のチケット30枚は完売しました。
昨日、他所で預かって頂いていた10枚を移して頂きましたが、それも残り3枚。
お入り用の方は早めにお問い合せください。
取扱各所で残数確認の上、お取り置きもいたします。