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流麗ふくろう?

2009.06.10 15:00

山陽新聞にcifa-cafeで開催中の「五七五展」
紹介していただいたみたいです。

「すヾりさんの、出てますよ」と
連絡いただいて探したら、ありました、ありました。

http://www.sanyo.oni.co.jp/l/news/2009/06/10/2009061011470030018.html

あはは、
記者さん困ったんだろうなぁ(笑)

この展覧会、俳句一句を取り上げて、
それから受けたインスピレーションを形にするみたいな展覧会だから、
俳句自体が展示対象ではなくて、
たぶん、作品の説明が言葉にしづらいのね。

私も当初は俳句そのものは作品中に出すまいかと思ってたんだけど、
ほら、私これでも一応「書家」なんだし、
「書く」ことを避けて通るのはかえって変だよなぁと思って、
書をイメージとして提示することを試みたわけです。

ちょっと前に「書」の原版はアップしましたが
結局、こうなったんですよ↓。梟の鳴き声のように文字を綴ってみようと。



ぐっと厚みを持たせた立体ブロックのように表装して、
傍らには石塑粘土のフクロウ。


「流麗な筆致」…?
ちょっと、記事読んだ人に誤解を招きそうな気がするけども…。

ま、いっかー(笑)



   ふくろうはふくろうでわたしはわたしでねむれない (山頭火)


リフレインが独特のリズム感をもたらす句。
一見ユーモラスで単純なリズムと表記の奥に、
夜の深さともの思う深さを感じさせる句。
そのイメージが少しでも伝わればいいなぁと思っています。


ぜひ、ふらりとお茶しに寄ってください。


     *


最終日6/28(日)のcifa句会、私も参加の予定です。