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和文化講座、終了しました

2009.07.04 15:00

7月5日、「発見!ふくやま和文化講座」を無事に終えることが出来ました。

ともに舞台に立った衣恵さん、智恵ちゃん、
お世話になったJCの委員会の皆様、
お越しくださったたくさんの皆様、
お手伝いに駆けつけてくれたうちの弟子たちにも
心から感謝です。


告知にあったとおり、この日の内容は盛りだくさん。



間近でお会いすると小柄で華奢な女性なのだけれど、
舞台に立つと大きく、凛として見える衣恵さん。
この日は仕舞で「屋島」を披露してくださいました。
福山城主・水野勝成が好んで舞ったという福山に縁のある演目。




智恵ちゃんは、「斜影」という曲を。
現代的で激しく、表情豊かな曲。
いわゆる「お箏」と言って思い浮かべる曲とは趣が違うので
どきっとした方も多いのではないでしょうか。
もちろん彼女は古典曲も弾きこなすのですが、
この日はお箏の持ついろんな音色を聞いてもらえれば、ということでこの曲を。
お箏の生産量日本一を誇る福山ですから、
もっとお箏の音色に触れて欲しいという思いがこもっています。



そして、私は箏曲に合わせて「和気致祥」の文字を揮毫しました。
和する心は吉祥をもたらす、といった意味の四字熟語。
このイベントの依頼を受けたときに、
内容にぴったりだと思って選んだ言葉です。

この会の時間、ずっと背景に掲げていただいていました。




3人での対談は、
各々が別の視点から見ていたものが
共通した焦点を結んでいく感じがして、
とても勉強になりました。
それが「和する」という感覚なのかもしれません。

会場の方たちに何かが伝わっていたなら幸せなのですが。



最後に、簡単な講座で申し訳ないのですが、
「葉書に綴る和の心」を会場の皆様に体験していただきました。

最近は、賞状や熨斗袋にボールペンやマジックで走り書きするという、
残念なこともしばしば目にします。
これには正直ぎょっとしました。
本来なら、目上の方などへの手紙も
事務用ボールペンなどで書くのは避けた方がいいのですが、
そういったことを伝える場が
家庭にも学校にも希薄になってきてるのかもしれません。

手書きで、しかも筆で文字を書くということの意味、
丁寧に書くということの意味、
ほんの少しでも考える契機にして頂けたらと思っています。




福山青年会議所の事業報告にも当日の様子が
アップされています。
 ↓
http://www.fukuyamajc.com/monthly/0705.html

JC理事長(大島衣恵さん)ブログにも。
http://09fjc.blog79.fc2.com/blog-entry-26.html

jaycee委員会ブログにも。
http://09fjcjaycee.blog90.fc2.com/blog-entry-57.html