老舗の仕事
2009.07.19 15:00
夜中に、
「あぁーーーーーー、うるしゃいー」
って寝ぼけて叫んだ覚えはあるんだけど、
どうやら今朝はスゴイ雷だったみたいね。(←それは記憶にないらしい。)
私、夜中に災害が来たら
間違いなく助からないタイプだな。
みなさんご無事ですか。
*
今日はのし書きのお話。
少し前のことになるんですが、
お友達から一保堂のお茶が届きました。
私が日本茶好きなのをよく知ってる友達から
心のこもった贈り物です。
一保堂に連絡して、お店から発送してもらったようなのですが、
受け取って「さすが老舗。」の一言。
包み紙も、よく見たら『茶教』の版本を元にしたもので
お茶屋さんらしくさりげなく気が利いてて格好いいし、
包み方もきっちり丁寧だったの。
それに加えて、中の熨斗書きがいい。
携帯写真だから写りがあまり良くないけど、
それを差し引いても、さらりと美しいでしょ。
白の水引が型押しで描かれた熨斗紙に
手慣れて且つアクのない、丁寧な筆の文字。
誰かへの贈り物を安心して任せられる
さすが"老舗の仕事"だなぁと。
贈り主である友人の気持ちを
ちゃんと丁寧に届けてもらったような気がして、
温かくなりました。
もちろん、中のお茶もとてもおいしかったよ(*´ェ`*)
*
お見舞いの包装を頼んだとき、
ぐちゃぐちゃぐちゃっとして、
ビリっと派手に破れたにも関わらず、
こっちが思わず「…ああっ、それ」って言うまで
そのまま包もうとした某店舗さん。
(やり直しても、やっぱりぐちゃぐちゃだったのが残念。)
母が買い物に行ったとき、
『薄謝』の字を間違って書いて、
「それ間違ってるから書き直してもらえますか…?」って言ったら、
むくれてビリビリに熨斗紙を破いたという某店舗さん。
もちょっとがんばれっ。
紙一枚が左右することってあると思うよ。