「紅旦・白旦 -日は昇る-」
2010.05.30 15:00
(「紅旦・白旦 -日は昇る-」・本紙90×60cm・軸装・二幅対・2010)
「旦(あした)」という字を書く。
雲から日が現れてくる様子を伝える文字。
古代の文字は
日が昇るその経過さながら、
雲を表す"一"と、太陽を表す"日"との間隔に
様々なものが存在する。
太陽が顔を出し、
光が広がり、
そして高く上っていく。
清らかなまでに白く光る旦もあるだろう。
涙が出そうなほどに紅く光る旦もあるだろう。