超・実践書道講座《その1》の第2回
2010.07.17 15:00
"繰り返し祝ってもいいものは「蝶結び」"
…と、言いますよね。
でも実際、蝶結びの金封って見たことありますか?
実は関西では一般にほとんど流通してない蝶結び。
じゃあ、そういうときってどうするの?
そんな小さな疑問や地域による習慣も含めて、
「いざ」
という時に困らないよう、
せっかく書道を習ってるんだもの、
基本的な書き方を知って役立ててもらえたら…と
弟子たちのために企画した「超・実践書道講座」。
第1回の講座に入れなかった弟子のための
第2回を開催しました。
それぞれのペースで進めていく普段のお稽古では
なかなか出来ないことなので、
たまにはこういう一斉授業も大事かなぁと思っています。
きちんと書く、ということはきちんと相手に届けるということ。
マナーを踏まえるということは
相手に出来る限りの心遣いを添えるということ。
正式なものこそ、やはり手書きで、やはり筆で、もちろん丁寧に。
うちの教室では折を見ては言ってることなのですが、
文字にも、筆記具にも、「真・行・草」の格があります。
まさかとは思いますが、
熨斗袋に、ボールペンやサインペン使ったりするのはタブーですよ~ (;-ω-)
最近は、学校で渡される賞状に
ボールペンやマジックで名前書いてあったりするし、
まさかのまさかがあったりするのよ…。