東北からのメッセージ
2011.04.25 15:00
震災の被害に遭った地域の人たちへ
何かできることはないだろうかと
せめて少しずつでも送金をすること、
被災した学校に宛てて文房具の寄付をすること、
(市議の大田ゆうすけさんが取り纏めして
現地までトラックで運んでくださいました)
そんなことを少しずつ。少しずつ。
そういった中で、最近、
被災地域である東北の方から数件メッセージを頂きました。
書道をしたい、と。
最初は、正直驚きました。
驚くと言うより、心配が先に立った感じかもしれません。
お体は大丈夫かしら。
お住まいは。
食事は。
でも、その方たちが書道をしたいと
文字に思いを込めて前向きに進みたいと
やりたいことは悔いなく取り組みたいと
メッセージを下さったことで
私自身も元気をもらえました。
書道など「芸術・文化」と呼ばれることは
"衣食住"のように、即、生命に関わることではありません。
けれど、「心」には深く関わっているような気がしています。
筆を執る、文字にする。
書、という文化によって被災地域の皆様の「心」に
プラスの何かが生まれたら本当にステキだと思っています。
物だけではない復興の形を心よりお祈りしています。