きらきらガラス
倉敷芸科大学の磯谷ゼミに遊びに行ってきました。
センスアート展とか和菓子展でもご一緒した
ガラスの磯谷大先生のゼミです。
なんでも、月に一回、変な人を呼んでゼミ生と話してもらうという
時間を設けてらっしゃるそうで。
わたし、今月の変な人?
…なにが?
芸大に踏み込むのは初めて。
実は私、高校時代には「芸大に進みたい」とか言い出したり、
実際、文学が捨てがたくて進んだ某国立大学では上代文学の研究しながら、
こっそり同じ大学の美術コースに潜入してたり、
卒業後は書道教室と平行して
陶芸作家として活動してたこともあったり、
…と、諸々の前科があるものですから、
"芸大"
これ。もう、この響きがたまらない。
完全に、挙動不審者。
おおー、ガラスの溶炉!あついあつい!
ああっ、校内に登り窯!薪割りしてる!
作業着もってくればよかった!(←なぜ。)
なんだこれ、なんだこれ。
そんな感じでスミマセン。ほんと何しに行ったんだか。何の話をしたんだか。
お邪魔しました。お騒がせしました。
先生もゼミのみなさんも、
温かく迎えてくださってありがとうございました。
ただ、ゼミのみなさんと話してて、自分の今までやってきたことを
少し振り返ってみることが出来た気がします。
教員になる為の勉強も、上代文学の研究も、陶芸も、もちろん書道も
学生時代は自分がやりたいと思うことには
手当たり次第取り組んでみたような気がします。
見る人によっては中途半端の謗りは免れないかもしれません。
でも私自身、良かったと思えることがあるとすれば、
やりたいと思ったことはどれも、
プロとして活動できる、あるいはそれに準ずるレベルまで取り組んだこと。
小さい頃から、習い事でもなんでも
状況が許す限り続けるのが当たり前でした。
少々ぼーっとしてるので、
必死でぶつかっていくようなパワフルな取り組み方は出来ませんでしたが、
その分、地味に淡々と続けていくのは得意でした。
何より「ちょっとやってみて、気が乗らなかったらやめる」という
選択肢を知らなかったというのが、私の唯一の強みなのかもしれません。
続けたことしか力にならないのだから。絶対に。
ちなみに、これ、今回呼んでくださった磯谷先生作のガラスボウル。
愛用中です☆