書あたり
2012.01.15 15:00
彌生さんだけで済むと思ったら大間違いだぞっと。
新春の書道展ラッシュ。
あっちこっちも。あっちもこっちも。
以前、友達が
「書道展って、絵とか観るより、どーって疲れるよね」
って言ってて。
その時に、
「うーん、もしかして、あれかなぁ。
ほら、書も平面芸術だから頭の中はまず絵みたいに全体を受け止めようとするでしょ、
でも書は当然文字だからどんなにさらっと観てても
そこに書かれたものを読もうとしたり意味を取ろうとしたり、
絵を見るときより一遍にたくさんのことを考えてしまうのかも。
情報量が多いんだと思う。
だから頭忙しくって疲れちゃうのかな。」
そんな話をしたっけ。
書道展ハシゴしまくったらそりゃ「書あたり」もするよね。
うわー、この文字使うかー、
えー、こんな構成にするんだー、
自分が書くとしたらどうする?なんてことも考え出すと
さらに頭が忙しくてかなわない。
文字が美しいってどういうことだろう。
文字が人の心を捉えるって、どういうことなんだろう。
そんなことまで思うならなお。
うー、やっぱり頭くらくらする。
消化しきれないくらい
ひたすら観ることが大事なときもあるの、きっと。