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29歳で夢の「先生」になるまでの道 -②-

2016.01.20 14:30

先日、こちらでもご報告させていただいた

母校での業界説明会・卒業生トークライブに行ってきました^^!

2階のラウンジスペース( ´ ▽ ` )ノ

懐かしい!


当日は、私が学生時代に作ったポートフォリオや

社会人になってからの仕事を机一面に並べて


デザイナーの周りを取り巻く色々な会社の関係や

チームで動く時のチーム編成や

具体的に仕事をどう進めるのか、などなど

色々お話させていただきました!

今回は高校生からの質問や意見も色々と聞く事ができて

その際にやっぱり出てきました、この言葉!!


「親は大学に行けと言っている」

「デザイナーは給料が心配」


そうなんです、いまだにデザイナーって漫画家同様

「食っていくには大変」というイメージがあるのです。


前回のの記事にも書いたように

私も親に反対されて専門学校を諦めたクチなので

その時の事をよく思い出しました^^


という事で、今日はChieのなんちゃって自叙伝

高校生編をお届けしますw


そうなのです。

私は漫画家・デザイナーになるという朧げな夢を持ちながら

(小学校の時の「先生」になる、という夢はこの時、消失ww)

父の強い反対に逆らえず

進学校に通うことになりました。


父は戦後の生まれだったこともあり

学歴が中卒で、「大学」というものに

多大な憧れを抱いていたようです…!!!


私が通うことになった高校は

文武両道をかかげる学校で、毎日課題が大量に出ました。


しかも田舎に住んでいたので

片道1時間ちょい、バスを乗り継いでの通学。


部活にも入っていたので、毎日夜8時過ぎに帰っては

深夜の1時まで宿題と予習をこなし

次の日の6時に起きるという生活…笑


冬はまだバスに乗る時に、星が出てましたねー。。

朝はギリギリまで寝てたいから

漫画みたいにトーストかじりながら

バス停までよく走りましたねーー笑


漫画は相変わらず大好きで、

読んだり描いたりはしていましたが

まとまった時間は取れないし

おまけに私は飽き性なので

一つの作品をなかなか完結出来ず。。。

あと、背景を描くのも苦手(笑)!


中学生の頃は結構本格的に「漫画家になる!」と

思った時期がありましたが

高校に入ると、忙しさに追われ

授業の予習・復習(=現実)と漫画を描く時間(=夢)の

比重が変わっていきました。


受験シーズンが近づくにつれ

「現実」の質量が、ドンドン大きくなっていき

周りも「とりあえず大学行くでしょ?」という雰囲気。


しかも、こんな事書くと反感かいそうですが(汗)

勉強そのものも別に嫌いではなかったんです。


難しい問題が解けるようになるのは嬉しかったし

暗記ものもクイズやゲームの高得点競ってるみたいで

楽しかった。


学校から出された課題をひたすらこなしていたら

なかなかのレベルの大学に手が届くようになって

友達もみんなそこを狙うというので

流れのままに、その某大学を受験しました。


学部を選ぶ時も、深い事は何も考えず…。

ただ文系の点数がよかったのと

本(漫画)を読むのが好きだから、という理由だけで

文学部を選びました。



でも、この頃ってなんだか急に「夢」が遠のいたというか

「自分がやりたい事」より

「周りが望む自分」に意識が向いていたというか…


小学校・中学校の時って

「あんなことしたい」「こんなことしたい」って

キラキラした純粋な夢があったんですよ。


でも高校にあがった途端に、

「先生」の夢も、

「漫画家」の夢も、

「デザイナー」の夢も、

ぜ〜んぶ忘れて、


ただただ「あなたの将来のためだから」という

周囲の魔法の言葉にかけられて


今思うと「将来」はこの頃、

急に霧がかかったように一瞬見えなくなって、

しかもそれに気づいてなくて笑


そして私は周りに流されるままに

大学生になり

福岡で一人暮らしを始める事になるのです_φ( ̄ー ̄ )


暗黒の(笑)高校生編はここまで!


お次は、29歳で夢の「先生」になるまでの道 -③-

大学生編でお会いしましょう ♪