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あらくれ者のじぶんごと

短篇小説家気取りでひまつぶし

2018.08.06 09:11

みなさんは短編小説を読んだことはありますか?


星新一あたりが有名どころでしょうか.


短篇小説は多くの場合, 最後に屯田返しが起こります.

これがたまらなくてなんども読んでしまう短篇小説.


さて, 「名もなき遊び」は短篇小説を造る疑似体験ができます.

さっそくやってみましょう.


1. 身の回りの名詞を下のようにかき並べます.


2. これらの単語をランダムに繋げます.

ex) 「消しゴム男」「寒がりなかき氷」「たぬきの夏」etc...


3. できた言葉で即興の物語を考えます.


「消しゴム男」(Manami Ver.)

全身が消しゴムの男. 昭和から平成初期までは全世代, 男女問わず大人気だった. 
毎年がモテ期. 


しかし, 平成の終わりが見えてきたあたりから歯車が狂い始めた.

気づけばカバーの上にうっすらと積もるホコリ.

コンビニや文房具店の消しゴム売り場は縮小され, それでも在庫が切れることのない人気のなさ. 
一昔前の誇りは跡形もなく, ただただ窓の外の, 何年も変わらない青空を眺めるだけ.


そう. 
何十年も続いた消しゴム男のモテ期はついに終わり, 恋敵が現れたのだ.


その名もパソコン男.

素早い操作と単純作業が自動化され, 煩雑な作業から解放された人間たちにとっては白馬の王子様.

元あった消しゴム売り場が携帯充電器やイヤホンに置き換えられ, 我が物顔で「元消しゴムコーナー」に踏ん反り返っている.


なんとしてでもこの恋愛氷河期を終わらせるためにー

平成最後の夏, 王者の座を奪還する消しゴム男の物語がついに始まる!


こんな感じで即興で物語を作ってみると面白いですよ^^

みなさんから「消しゴム男」の続きの物語を募集します!!

読むのが楽しみです^^


Manami