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シャンティーのイラストレーション通信rararashanty

やっぱ本場もんはちゃう!!

2018.08.06 14:18

今日はホテルで二胡演奏でした。

いつもながら緊張しつつなんとか無事終了したらアンコールをいただき、うれしくもう1曲演奏しました。

それで、観客席に降りて行ったら一番前で熱心に聴いてくれていたのが、なんと中国の方だったのです(汗)。

しかも、その方もニ胡が弾けるとのことでステージの端に上がって弾いて下さいました。

曲は「賽馬」ともうひとつ中国曲、あ、それともう1曲は日本の曲でした(何か忘れた。笑)。

「賽馬」は、わたしたちも弾いたんだけど、そりゃもうやっぱり本場のニ胡は全く違う!

ほんと、すばらしいったら!!

弓さばきから、左手の使い方までとにかくさすがでした!

とってもリラックスして笑顔を浮かべながら弾くその姿は、とっても自然で素敵でした。

わたしのニ胡なんてまだまだって普段から自分で充分分かっているゆえ、こんな方が本来ステージで弾くべきだな〜なんて思ってしまうのでした(笑)。

それにしても、自分の演奏の前にそんな方が観客席に見えるなんて知らずに居て良かった、と、つくづく思いましたよ。

もし、知っていたらもう演奏がたがた間違い無し!(笑)


ピアノやギター、バイオリンといった楽器は、多分どんな国の人が弾いてもそんなに違わないのではないかと思いますが、ニ胡のような民族楽器はやっぱり中国の人にしか出せない世界を持っているものだなぁと自分でやってみて知りました。

もちろん、日本人でも中国の人のように弾ける人もいると思いますが、そこまで弾けるようになるにはほんとうにたくさんの練習や経験がいると思うんです。

中国人が弾く日本の曲は、逆に日本人にはいつも聞き慣れたそれとはまた違う感じで、ニ胡というのはとても中国という国の個性が出る楽器なのだと思います。


本来中国の楽器なので、やっぱり中国の人が弾くようなのが本物かな〜、なんてそんな思いがついて回ります。


最近は日本のニ胡人口も多くなって「日本二胡」なる言葉も聞くほど日本人の弾くニ胡は、中国の人の弾くそれとは違う感じになっちゃうわけですが、今日は本場の二胡を聴かせていただいてほんと感激しました!ありがとうございました!!

多分わたしは永遠にあんなふうには弾けません(笑)。


今日の写真は、長年わたしが使っているipod.。

使い古して汚いのでごまかすのにモノクロで(笑)。

右のclassicには14年ほど前の師匠の姿がいつもこんなふうに出てきます(笑)。

この中には15年間やって来たいろんな曲のほか、とにかくたくさんの曲と録音した物が入っていてコレが無くなったら二胡もやめなきゃいけないんじゃないの?ってくらい大切な物です。

というわけで、なんやかやいいつつもまだまだわたしのへっぽこニ胡道はたぶん続いていきます(笑)。


それではまたね!