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☆ Body knows the future ☆

ブルーサファイアの国の王女さまの物語をどうぞ。汚れを払う水瓶の七色に輝く水が出てきます。

2016.07.24 12:49








青い石の物語。


女王ブルーサファイアが、


ある時、人々にこう言いました。


神の世界はどこにあるのかそれを示せ。と、、、、


そこは、静寂と永遠の世界。


美意識と直結する世界でもある。


その聖域を自ら表したものに、


王の位を授けようというのです。


王位を得られるチャンスを逃すものかと、


人々は、我先に女王に会見を申し込みました。


ところが、女王は誰一人とも会おうとしません。


ある時、浮浪者が王位継承を狙う貴族たちの元に現れました。


手には、美しく七色に輝く水が入った水瓶を持っています。


浮浪者は、貴族たちにこう言いました。


これは、汚れを払う水です。


もしもあなたの心に邪悪な気持ちがあるならば、


この水によって示されます。


聖なる心を持つものは、この水を飲むことで、


聖域を制することができるでしょう。



貴族たちは、浮浪者が言うことなど、聞く耳を持たぬという態度で、


ここはお前のようなものが来るところではないと、


追い払おうとしました。



その瞬間、浮浪者は、その水を一気に飲み干したのです。


すると、それまでの薄汚い衣は、


金のローブに変わりました。


美しいブルーの瞳は、天界を表すかのような優しい微笑みを浮かべています。



この変貌に仰天した貴族たちは、


我先にその水瓶を取り合いました。


水瓶には、不思議な力があって、


飲んでも飲んでも、またお水が湧いて出てくるのです。



しばらくすると、ほとんどの貴族たちが、


その水を飲んでしまいました。


ところが、貴族たちの姿は消えてしまい、


そこには、美しいブルーの石が山積みとなったのです。


美しい若者に変貌した浮浪者は、


金のローブに、美しいブルーの石を包んで、


女王に献上しました。



女王は、この国を守ってくれてありがとうと、


その若者に、王位を授けました。


献上されたブルーの石は、


お城の門の中央に王家の象徴として、飾られました。


そこを訪れる人々のために。。。




しばらくすると、その石の効力か、


人々は、満足することを知って、


末長く幸せに暮らしたそうです。



(終わり)



ブルーの石は、あなたに的確な判断と誠実性を与えてくれます。


人生の分岐点で的確な判断力をあたえてくれるのも、


この石の特徴です。


多くの人々の幸福を導き出す、壮大なスケールと視点を与えてくれます。


人の痛みや、苦悩に対しても理解者となって、


人々の信望も集めることでしょう。





ブルーの石からのインスピレーションで、


一つの物語が出来上がりました。