「てんびん座」ってスキルアップに役に立つ。さらに深みを増すには「さそり座」自由気ままな「いて座」もいいね。
image by けんたま/KENTAMA
しし座であって、しし座でない。
おとめ座であって、おとめ座ではない。
占星術を学んでみて、12のキャラクター(アーキタイプ)は、
人生の歩みの12段階にも思えるし、
自分の中に内包する自覚していない「要素」とも取れるのでは。
そう思えるような出来事が起こりました。
「天秤座」の1日体験です。
先のブログでは、てんびん座のスピード感と、
フレキシブルな行動力を体験したことを書かせていただきました。
常に張り巡らされているアンテナは、
ともすれば神経的には多大なエネルギーの消耗を引き起こし、
疲れ切って、息絶え絶えの状態を引き起こすことが、
よくわかります。
しし座の私は、天秤座のようにはなれないと、
書いていました。
あっちへ行ったり、こっちへ行ったりとして少々疲れたからでしょう。
でも、今まで(何十年というキャリア)を振り返って、
自分自身や環境への適応性などを考えてみると、
意外にも、てんびん座チックだなと思ったのです。
そうじゃないと言っておきながら、
そうかもと言うところも、てんびん的。
そして、美容師としての仕事は、まさに、
てんびんの洗練された美的センスや鑑識眼を、
養うに十分だったでしょう。
美容師の仕事だけにとどまらず、美の世界観を広げていきました。
ファッションマーケティングやコーディネーター術を、学んだのも、
その才能を十分に広く、総合的に開花させたかったためだし、
さらに美の世界を探求するために、造形美学や哲学、
精神医学、生物学、解剖学、
スピリチュアリティー、聖書や秘教に至るまで、
「探求の旅」を続けました。(これはさそり座的だね)
最終的には、
ある結論に至ったのです。
「自分のことがわかればいい」
そうすれば、「答えが全てある」
まずは、不健康な状況を立て直すことから始まり、
食生活をはじめとする、
新しいライフスタイルの構築を始めたのが、
二十年前のこと。
こうしてみると、「てんびん的ではない」と思っていた自分の人生が、
まるで、「バランス感覚」を学ぶために、
ある意味、てんびんのエネルギーを使って生きてきたと言えるのでしょう。
この仕事に就けたことは、最初は意に反していましたが、
自分の資質とそうではないものを学ぶ環境となり、
相反する二極性を深くに根付かせることになりました。
冷静に、観察する、鑑識することによって、
そのバランス感覚を磨く訓練となってきたのですね。
本当に良かった。
こうしてみるとね、
しし座だからって、しし座の要素だけを見てるのは、
片手落ちかなと思うのです。
魅力的な要素を、12人の星座の皆さんから、
ゲットしてみてはいかがでしょうか。
自由気ままな「いて座」さんも、ときにはいいでしょ。
適材適所で、いろんな自分になれたら、
楽しいかも。
そうすれは、人生もとっても豊かになるよね。
きっと。