1%のひらめき
エジソンが何やった人かあんまり知らないんですけど、この言葉はよく知ってます。
『天才は1%のひらめきと99%の努力』
でもこの言葉あんまり好きじゃなかったんですよね。なんかエジソンなのに昭和の日本人みたいなこと言うなあって。ホントかよ!って。
で、このまとめ記事見て納得しました。
『最初のひらめきが良くなければ、
いくら努力してもダメだ。
ただ努力だけという人は、
エネルギーを無駄にしているにすぎない。』
(出典:http://iyashitour.com/archives/20390)
『私は1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄になると言ったのだ。なのに世間は勝手に美談に仕立て上げ、私を努力の人と美化し、努力の重要性だけを成功の秘訣と勘違いさせている』
(出典:http://news-act.com/archives/20749242.html)
だよねだよね。
努力は絶対必要だけれども、古い日本人の多くは「努力している姿」のことを「努力」と言っているだけで、結果がそれについてくるかとかは二の次で、結果を求めるための創意工夫のことなど指していない。それなのにエジソンの言葉を都合よく盾にして「あのエヂソンもさう云ってゐるではないか」とかさ、調子良いよねまったく。
でも、ひらめく力って、やっぱり積み上げて努力を繰り返して経験を積んでいかなければ生まれないとは思っています。だから、「ひらめくための努力=経験を積むこと」や、エジソン自身の、
『私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、
うまく行かない方法を
見つけただけだ。』
(出典:http://iyashitour.com/archives/20390)
という言葉はとても納得がいくし共感します(エジソンはひらめきは努力だとは言ってませんが)。
努力は求めた結果に向かって、前に進むためにすることであって、実感を持つために、ましてや外にアピールするためにやることではないと思っています。自己顕示欲がむき出しになるSNSの社会だから、頑張ってますアピールしたくなる気持ちはわかるけども、それすげーつまんないからね。
で、エジソンって何やった人?
荻原明(おぎわらあきら)