ZIPANG-7 TOKIO 2020国連気候変動枠組条約(UNFCCC) ディレクター、ユセフ・ナセフ氏の石川県訪問を記念し、特別講義を開催~会場は石川県政記念しいのき迎賓館~
国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニットよりイベントの案内が届きましたのでご紹介します。
まずは、会場となる石川県政記念しいのき迎賓館からご覧ください。
しいのき迎賓館とは
堂形のシイノキ
シンボルである左右対称のシイノキは国指定天然記念物で、樹齢約 300 年。
加賀藩時代、この地に京都の三十三間堂を模した堂形の的場(弓の練習場)や米蔵(堂形米蔵)が置かれたことから、「堂形」の名称がつけられたと伝わっています
長く石川県政の歴史を刻んできた旧県庁をリニューアルした「しいのき迎賓館」。
正面は大正13年(1924)建築の格調ある意匠をそのままに、反対面は現代的なガラスの空間に生まれ変わりました。
ガラス張りの空間
金沢城公園側は、開放的な全面ガラス張りとなっています。
正面に金沢城を望み、石垣と緑との美しいコントラストを楽しむことができます。
樹齢約300年(推定)の“堂形のシイノキ”をシンボルに、周辺の総合観光案内や、レストラン・カフェ、会議室、ギャラリーなどの憩い・交流の空間を備えた施設として、金沢の都心に新たなランドマークが誕生しました。
旧石川県庁舎本館
旧石川県庁舎本館は、大正13年(1924年)に竣工した、鉄筋コンクリート造の建物で、設計は国会議事堂などの設計に携わった、大蔵省大臣官房臨時建築部 技師 矢橋賢吉氏が行い、施工は日本土木株式会社(現:大成建設株式会社)により建設されました。
車寄せ
新県庁舎(金沢市鞍月)への移転に伴い、平成14年(2002年)12月27日の閉庁までの約78年間県庁舎として使用されました。
玄関ホールから中央階段を見上げると正面の壁面には石川県全図が輪島漆工芸にて装飾
石川県政記念しいのき迎賓館。重厚な石材の廻り階段。城の天守閣の階段のよう・・・
石川県政記念 しいのき迎賓館は、旧県庁舎の一部を保存し、天然記念物であるしいのきと一体の外観や歴史的な意匠が残る玄関ホールや中央階段などの内部のデザインを活かしながら、新たな文化を育み、にぎわいの創出に貢献するものとして生まれ変わりました。
※しいのき迎賓館の開館は平成22年(2010年)4月です
免震装置が見学できます
旧石川県庁舎本館は、大正13年に竣工した県内で最も古い鉄筋コンクリート造建築物のひとつと言われています。 しいのき迎賓館の開館に当たっては、その外観や構造体の一層の保存・活用を図るため、免震構造を採用しており、しいのきプラザでは、見学コーナーを設けて来館者に免震装置をご覧いただくことができます。
旧県庁舎の概要
1 建築概要
着 工 大正11年6月
完 成 大正13年6月(全体完成:大正15年3月)
構 造 鉄筋コンクリート3階建(前面塔屋4階建)
延床面積 8,642.10 ㎡
建 設 費 約123万円
設 計 者 矢橋 賢吉(旧大蔵省、工学博士、国会議事堂建築の直接的責任者)
施 工 者 日本土木(株) 大阪支社[現 大成建設(株)]
日本初スクラッチタイルを使用 旧帝国ホテル本館(明治村) Ⓒ鎹八咫烏
2 建物の特徴
石川県で初めての本格的鉄筋コンクリート造
金沢では初の非様式的な近代建築
外装レンガは、大正11年建築の旧帝国ホテル本館で日本初に使用されたと言われる愛知県武豊産のスクラッチタイルを使用
平面計画は略中字形で国会議事堂平面を踏襲
内装は、漆喰仕上げの天井や正面玄関の漆塗りの扉など当時のモダニズムの粋を極めている。
電気、暖房、水洗便所など当時の最新設備を導入
石川県政記念しいのき迎賓館 外観(両面)
3 設計趣旨
シイノキの色彩と建物の調和を図る。
近代建築学の理想を具体化し、執務の便宜を主眼に、適当な美術的装飾を加味する。
県下の特産品を建物に応用し、一般に紹介する。
シルクロード 眩し過ぎる陽光 Ⓒ日原もとこ 編集局イメージ
シルクロード 溢れる水 Ⓒ日原もとこ 編集局イメージ
シルクロード 荒野 枯れる大地 Ⓒ日原もとこ 編集局イメージ
UNFCCC ディレクター、
ユセフ・ナセフ氏の特別講義を開催
地域の参加を通じた生物多様性と気候変動適応の向上
UNFCCCディレクター、ユセフ・ナセフ氏のインサイト
日時:2023年8月23日10:00-11:50
場所:しいのき迎賓館3階セミナールームA(現地開催)
言語:英語と日本語(逐次通訳がつきます)
主催:国連大学OUIK
国連気候変動枠組条約(UNFCCC) ディレクター、ユセフ・ナセフ氏の石川県訪問を記念し、特別講義を開催いたします。
ナセフ氏は、ナイロビ作業計画やワルシャワ国際メカニズムなど、気候変動への対応を進めるための途上国向けの政策枠組みの強化に取り組むなど、国際的な環境政策と外交において29年にわたる経験を持ちます。今回の特別講義では気候変動適応に関する先見的な取り組みを共有し、効果的な気候変動適応における地域の参加の重要性にも着目します。
さらに、国連大学国際研究所(UNU-IAS OUIK)の研究者であるフアン・パストール・イヴァールスが登壇し、金沢市で進行中の革新的な持続可能な都市自然プロジェクトについてプレゼンテーションを行います。彼は地域の自然ベースの解決策に焦点を当て、レジリエンスと生物文化的多様性保護に向けた洞察を提供します。
タイムテーブル:
10:00 オープニング:渡辺綱男(国連大学高等研究所(UNU-IAS OUIK)所長)
10:05~10:50 講演:ユセフ・ナセフ(UNFCCC適応部ディレクター)
10:50~11:15 プレゼンテーション:フアン・パストール・イヴァールス(UNU-IAS OUIK)
11:15~Q&Aと総括コメント:シェン・シャオメン(UNU副学長、UNU-EHS所長)、
山口しのぶ(UNU-IAS所長)
11:50~ 閉会
司会:富田揚子(UNU-IAS OUIK)
ご不明点などは、お気軽にご連絡を。
お申込み・お問い合わせ
国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット
mail unu-iasouik@unu.edu 電話:076-224-2266
お申し込みは
1.お名前 Name
2.メールアドレス email adress
3.登壇者への質問 questions for the speakers
上記を記載してください
会場は石川県政記念しいのき迎賓館 外観
石川県政記念しいのき迎賓館 内観 ~モダニズム体験~
会場
石川県政記念しいのき迎賓館3階
〒920-0962 石川県金沢市広坂2-1-1 電話: 076-224-2266 FAX 076-224-2271
皆様のご参加をお待ちしております。
JR金沢駅バスターミナル 兼六園口(東口)「鼓門」は石川県(金沢)のランドマーク
交通アクセス
■JR金沢駅から 【路線バス】
JR金沢駅バスターミナル 兼六園口(東口)3、6、8、9、10、11番、
金沢港口(西口)5番乗り場よりバスにて「香林坊(アトリオ前)」下車(所要約10分)、
徒歩約5分
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(順不同・敬称略)
石川県 〒920-8580石川県金沢市鞍月1丁目1番地電話(代表)076-225-1111
公益社団法人石川県観光連盟
〒920-8580 石川県金沢市鞍月1丁目1番地TEL:076-201-8110
石川県政記念しいのき迎賓館 〒920-0962 石川県金沢市広坂2-1-1 電話: 076-224-2266
石川県名古屋観光物産案内所
〒460-0008 名古屋市中区栄4-16-36 久屋中日ビル3階TEL 052-261-6067
金沢市役所〒920-8577 金沢市広坂1-1-1(代表)TEL. 076-220-2111
一般社団法人 金沢市観光協会
〒920-0858 石川県金沢市木ノ新保町1番1号 金沢駅構内 電話番号 076-232-5555
日原もとこ 東北芸術工科大学名誉教授 風土・色彩文化研究所主宰 まんだら塾塾長
紅山子(こうざんし)
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アーカイブ リンク記事をご覧ください。
ツバルの首都フナフティー全図
「汎社会的デザイン」とは
筆者の提示する「汎社会的デザイン」とは、広く物事の全体を見渡し取りかかる慈しみと利他のデザインである。
利他は人間だけでは無く、生きとし生きるもの全ては言うに及ばず、山川草木天空海大地にも「痛み」を与えないことである。
人間界の倫理もさることながら、自然界のあらゆるものにも「尊厳」があると思うことが大切である。
さらに国や地域は地上の緯度経度のなせる太陽の光や吹く風の特徴がある。
それが環境・景観であり、住んでいる人々の歴史や伝統の拠って立つ全てであり、地上に一箇所にしか無いかけ替えのない存在である。
米軍が飛行場をつくる土砂を取った後が家畜小屋とゴミ捨て場に、ゴミの増加氾濫は太平洋戦争後の経済発展での世界共通の負の遺産。終戦直後まで日本には何一つ棄てるものの無いエコの国であった、未来都市の見習うべき大きな課題である。
ZIPANG-4 TOKIO 2020 山川草木天空海大地にも “痛み” を与えない「日本の未来都市デザイン−2」…【寄稿文】林 英光
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7796608
UNESCO(フランス・パリ)本部の中庭にある、長崎から寄贈された“被爆した天使頭像”
公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟は 日本の地域の文化や自然を100年後の子どもたちに伝えていくことを目指し、2009年から未来遺産運動を行っています。地域の文化や自然を保護・保全、継承する市民活動を「プロジェクト未来遺産」として登録し、現在、全国37都道府県で73プロジェクトを数えます。
ZIPANG-6 TOKIO 2020地域の文化・自然遺産を未来へと守り伝える未来遺産運動 “プロジェクト未来遺産” 無形分野の「オンライン交流会」を開催!
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/23935157
国指定重要文化財「国立科学博物館」空撮
日本館は、1931(昭和6)年に竣工した、ネオ・ルネサンス様式を基調とした重厚な建物で、2008(平成20)年には国の重要文化財に指定されました。建物を上空から見ると、当時最先端の科学技術の象徴であった飛行機の形をしています。
相転移ってなんだ?…
氷と水と水蒸気。同じ物質でも、温度や圧力などの条件が変わると、見た目や性質がはっきり変わります。これを「相転移」といいます。
自然界では、物質に限らずさまざまな相転移現象が見られ、今も多くの研究者たちが研究しています。相転移は、物理学の中でも統計物理学とよばれる分野の中心的問題です。
本展では、科学技術史上重要な資料や最近の実験装置などの展示を通じて、ふしぎで美しい相転移の世界を紹介し、子どもから大人まで幅広い世代の人々に物理の面白さ、奥深さに触れていただく機会を提供いたします。
ZIPANG-4 TOKIO 2020 企画展~物理はふしぎで美しい~磁石と水からひろがる相転移の世界を【国立科学博物館】にて開催!
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7623523
国立工芸館が建つ兼六園周辺文化の森
国立工芸館の移転先となる、金沢市の「兼六園周辺文化の森」は、兼六園を中心とする半径1kmの範囲の中に、藩政期から近代に至るまでの各時代の歴史的建物や文化施設が集積した文化ゾーンです。
石川県金沢市 国立工芸館ライトアップ エントランス
ZIPANG-6 TOKIO 2020工芸王国・石川県 歴史や文化、芸術を満喫できる ワンデイトリップ 11月6日(日)モニターツアーを開催!
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/38332571
七尾市 冬 国分寺公園
能登国国分寺跡~能登開門!~
能登国の誕生
能登立国以前の北陸地方は、「こしのくに」(古志国)と呼ばれていました。
こしのくには、日本海交易の地としてヤマト政権から重要視されていましたが、6世紀後半には高句麗の使節がこしのくにの海岸線に漂着し、さらには北方の蝦夷(えみし)との緊張感が高まったことからその役割は増大していきました。
七尾を拠点にして勢力を築いた有力豪族である能登臣(のとのおみ)は、古墳時代にヤマト政権から国造(くにのみやつこ)に任命され、その地方支配に貢献すると、養老2年(718)、能登国は越前国に属した能登半島の羽咋・能登・鳳至・珠洲の4郡を割いて、加賀国(弘仁14年・823)よりも100年余り早く立国しました。そして平成30年(2018)、能登は立国1300年を迎え今日に至り・・・
「家々に珊瑚の色の格子立つ 能登のなな尾のみそぎ川かな 与謝野晶子」
1892年に創業し、能登七尾で和ろうそくを作り続けている…べに柄格子の高澤ろうそく
編集局イメージ
和ろうそくは植物ロウを主原料に芯は和紙と灯芯草を。
自然の材料でできた、やさしいろうそくです。
七尾市に流れる「御祓川(みそぎがわ)」には、七つの橋が架かっています。
写真に写っている赤い橋は「仙対橋(せんたいばし)」。「まつりの橋」とも呼ばれ、5月の青柏祭ではここに「でか山」という3台の大きな山車が揃います。
他にも、「亀橋」や「慶応橋」、「長正橋」などがあります。
それぞれに個性的な名前がついているので、じっくり見て楽しんでみてはいかがでしょうか。
七尾市の概要
位置
七尾市は石川県の北部、能登半島の中央に位置し、北は穴水町、西は志賀町、南は中能登町と富山県氷見市と接しています。
ななおの由来
七尾城址からご城下を眺める
日本で最大規模の山岳城「七尾城」が築かれていた城山に七つの尾根(松尾、竹尾、梅尾、鶴尾(菊尾)、亀尾、竜尾、虎尾)があったのが「七尾」の名の由来とされています。
石崎奉燈祭とは
能登 石崎奉燈祭
意気高らかに百人の男衆が 漁師町の誇りをかけて担ぐ
災難を乗り越え、今に受け継ぐ
七尾市石崎町は七尾湾に面した活気あふれる漁師町。昔気質が今も残るこの町で、海の男達が一年に一度熱い血潮をたぎらせる祭りが石崎奉燈祭です。
かつては石崎八幡神社の納涼祭りで、京都祇園祭りの流れを汲むといわれる山車が繰り出されていました。しかし、度重なる大火で山車を焼失し、中断を余儀なくされました。町が活気を取り戻した明治の中頃、奥能登の宇出津地区よりキリコを譲り受けたことを契機に、大漁や五穀豊穣の祈願とともに火を鎮める神事としたことから、「奉燈」を担ぐ灯籠神事として復活を遂げ、今の形がつくられたと言われています。
威勢のよい掛け声が響き渡る
奉燈(キリコ)は高さ15m、幅3m、重さは2tもあり、担ぐキリコとしては最大級。ねじり鉢巻き、さらしに地下足袋姿の約100人の男衆に担ぎ上げられ、「サッカサイ、サカサッサイ、イヤサカサー」と威勢のよい掛け声とともに町内を練り歩きます。
奉燈の上からは、花編み笠に色鮮やかな浴衣姿の「小若衆」によるお囃子がにぎやかに鳴り響き、その笛や太鼓、鉦の音に合わせて男衆が大きな奉燈を狭い路地の軒をぎりぎりにかすめるように勢いよく担ぎ回します。統制のとれた小気味よい動きが見どころです。
ZIPANG-4 TOKIO 2020 ~ GW 能登開門!七尾 へ ~ 令和2年4月25日に和倉温泉お祭り会館がオープン!
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7943478
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ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
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ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
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ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
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