様々な検査法シリーズ2
2018.08.09 22:44
昨日と同じ患者さんで次は前後運動をしてもらいました。
左が患側なら、左右でも前後でも左が動きにくいのが普通です。
しかし、健側の右が前後はあきらかに動かしにくいようです。
これには理由がありますが、パターンとして覚え込んでしまうとこういうケースがでてきた時に悩む訳です。
だから出来上がったパターンを覚えるのではなく、その人に対応する必要がある訳です。
でもこのことにものすご~く気をつけていないと、やはりパターンどおりに思考してしまう。
これが知識の恐ろしさです。
知識と感覚をきちっと整理することの難しさですね。
人間が持った知識が良くも悪くも働く瞬間と言えます。
そこで何を信じるのか?
それを問い続けていなければなりません。
クリシュナムルティは観察する者は観察される者と言いましたが、正にそれを思い知らされます。