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みーちゃん

せつなさをつつみこむ

2018.08.07 23:26


ただいま南インドです。

愛しの聖なる山アルナーチャラに来るのは、

今年で4年目。


好きだからつい来ちゃうだけで、

何かを求めているわけではないけれど。

なのに毎回、驚きと愛と学びと、

山ほどいただいてる気がする。

そんな場所。


山の麓にあるアシュラムは、

なんの拘束もないからこそ、

それぞれが自分で感じ、学んでいく。


着いたらまずは、

神さまにごあいさつ。

「今日から1か月ほどアルナーチャラにいます。14日まではアシュラムにいて、27日に日本に帰ります。どうぞよろしくお願いします」と。


「そうするとバガヴァーンが、

その間に必要なことを与えてくれるよ。

じゃないとバガヴァーンも、

スケジュールを立てられないからね」。

以前知り合った人が冗談半分に言ったのが、

今もわたしの中に残っているのだ。


そうやって自分でチョイスした

「ほんとう」が、

自分の中に残っていく。

風化して消えたり、

壊れてなくなっていくものもある。

大事なのはいつも、

手放すときのタイミング。


今日は、

お弔いにお寺と、

アーユルヴェーダの薬局と、

ガンジーマークのカディの店に行きたくて、町へ。

歩くと20分くらい?


途中、

おっちゃんのチャイ屋でひと休み。

アルナーチャラが目の前に、

ばばーーーん!と見える。

「最高の場所だね」と言ったら、

「またおいで」と誇らしげ。

手を止めてふと見上げると、

自分の好きな景色が見えるんだなー。


でも隣が牛舎で、

一面に牛フンを乾かしているせいか、

お客はいない。

プラマイゼロってやつ?

チャイは濃いめでうまいし、

おっちゃんは明るくマイペース。


そしてアルナーチャラをそばに感じつつ、

心のお掃除は続く。

3日過ぎてやっと、

自分の中が少し静まってきたかな~。


座るときは、

脳に「働かなくていいよ」と告げて、

自分との関係を深める。

しばらくあとにやってくる、

周りに満ちているすべてと、

ハーモニーを奏でているような感覚。


けれども今回は、

山の中を歩いていても、

よそよそしさを感じる。

いつでも帰ってこれるけれど、

お前のいる場所は他にあるよ、

と言われているようで。

切ない。


前回までは、

「目指せ、猿!」みたいな気持ちで、

山にいたけれど。

体が重いし、動きが鈍くて、

今はうまく溶け込めない。

人間に親しさを感じるようになったら、

仲間に混じり合えなくなった、

野生動物の気分。


すべては変化する。

感情は波立つけれど、

そこに良し悪しはないのだ。


インターネットもメールもやらない、ここでの友だちが、

姪っ子代筆で、昨日メールをくれた。

前回の旅でお会いして、

歓待してくれた彼らのグルが、

この春亡くなったことを知った。

驚いて電話をして、

「今日電話しようと思ってたの。

実は今、ちょうどこっちにいるんだよ」

と言ったら、向こうも驚いていた。

一年ぶりくらいにたまたま連絡したら、

次の日に会えるなんて、笑える!


そして今日、再会して、

知り合いのおばあちゃんの、

本棚整理を一緒に手伝った。


おばあちゃんが一番大事にしている、

サイババの、

たくさんの本や写真。

手元にはほんの数冊だけ残し、

ほとんど寄付するそう。


「ものは少ない方が快適なのよ」

と笑っていたけれど、

前会ったときより少し痩せてて、

病気が重いそう。


山が遠く感じたのも、

あそこにいたグルが亡くなった悲しみを、

先取りしていたような気がする。

とても縁を感じていたから。

まさに心にぽっかりと穴が空いたようで、

泣けた。


なんだかもろもろ、

うれしくて、悲しくて、

切なくて、愛おしくて。

胸がいっぱいな日でした。


生きてるといろいろあるけれど…。

すべての人のこころに、

灯りのともることがありますように。