映画「恋におちたシェイクスピア 」後世に残る悲劇をつくった二人の愛は?
コメディを書こうと思ったが、筆が進まないシェイクスピアが苦悩している。こんなシーンからこの映画は始まる。何回も観たい映画は、珠玉の言葉に彩られています。
恋におちたシェイクスピア [DVD]
(2005/04/08)
グウィネス・パルトロウ、ジョセフ・ファインズ 他
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各シーンの構成に、緻密な計算が施され、輝いた真珠の一粒一粒になっていて、それがつらなって、美しい作品に仕上がっている。女王陛下の台詞が、好きですね。とってもしゃれている!「あなたの女房がいなくなったときには、芝居小屋へ行きなさい」芝居の中には、真実がないという女王にたいして、芝居の中に真実があるというヴァイオラ。「ロミオとジュリエット」が創られていく過程と、シェイクスピアの恋愛が重なり合って、二重奏を奏でている。
アマゾンの商品の説明には、こう書かれている。第71回アカデミー賞の作品賞、脚本賞、主演女優賞ほか7部門を獲得したロマンティックラブストーリーの傑作。 1593年のロンドン。まだ芝居小屋の座付作家だった若き日のシェイクスピアは、ある日夜会で、裕福な商家の娘ヴァイオラと出会い、一目で恋に落ちる。しかし、実はヴァイオラは芝居好きが高じて、男装してシェイクスピアのお芝居のオーディションに受かっていた女性だった。 現実の恋物語と劇中劇の『ロミオとジュリエット』が、テンポよく交錯していく筋立てがすばらしい。そして自分の主張をもち、行動力があり、慈愛に満ちたヒロインを演じるグウィネス・パルトロウが実に魅力的だ。まるで彼女の全身から恋の高揚感があふれだし、映画のなかで舞っているようである。美術や衣装もすばらしく、映画的醍醐味が堪能できる作品となっている。(星乃つづり)真実の愛は、永遠で、時間も空間も超越している。自分のいるべきところにいても、愛し合うことができる。ロミオとジュリエットの悲劇を演じた二人の愛は、それぞれの心の中で、永遠の愛をかわす。リフレクソロジールームママキッチン