すべてはパーフェクト!映画「パーフェクトワールド」ブッチとフィリップ
脱獄を計った相棒が、強盗に入った家で、女性に襲いかかる。それを見て、ブッチは助けに入り、結果的に、女性の息子を人質にとって、逃走することになった。脱獄犯の相棒とは、ここで、分かれるつもりだったのに・・・物語は、ブッチにとって、不利な状況へと展開していく。人質だった少年が相棒に殺されかけたとき、彼はまた罪を犯す。少年フィリップに、幼い頃の自分を重ね合わせているようだった。子供に対して、大人が暴力を振うと、彼、ブッチの中の、幼い自分の怒りが爆発する。少年とブッチは、互いに引かれ合っていく。少年フィリップの幼い顔が、恐怖、怒り、悲しみ、喜びを、ブッチに与えていた。
パーフェクト ワールド [DVD]
(2010/04/21)
クリント・イーストウッド、ケビン・コスナー 他
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物心ついたときから、刑務所だったブッチ(ケビン・コスナー)。実は、当時の保安官(クイント・イーストウッド)の証言で、実刑が下ったのだった。かれの温情で、少年院のほうが安全だと判断したから・・・その後、どのような暮らしをしていたかは、映画では描写していない。ある日、二人で脱獄をするシーンから物語が始まる。
私たちが育った幼少期の体験は、人生のルーラーとして、いつも存在している。これは、良い、悪いではなくて、人生は完璧に計画されているから、そのどちらも受け入れるしかない。だったら、どんな境遇も受け入れて、消化するしか道はない。全面降伏(サレンダー)したあとに、実は、今まで見えなかった「光」が見えてくる。気を張りつめると、心臓はバクバクするし、冷静ではいられなくなり、選択する余裕も奪われてしまって、結果「光」も見失ったしまうことになる。力を抜いて歩いていこうね♪リフレクソロジールームママキッチン