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【第2回】レッスンの進め方について

2018.08.08 21:12

暑い日が続いてますね…。体力や気力を奪われる過酷な季節。。私も夏は本っ当に苦手で毎年溶けそうですね(笑)。


さてさて、お約束した通り“Voice Training Tips”の【第2回目】は『レッスンの進め方について』です!


あくまで「CVMSではこんな感じだよー」なのでご了承下さいませ!


◇◇◇◇◇





【INDEX(目次)】

  1. まずは声の状態確認!
  2. ウォームアップ!怠る事なかれ!
  3. エクササイズで色々な声を出して行こう!
  4. 「デモンストレーションを聴く⇒その声を真似る」その繰り返し
  5. アフターフォローは万全に。
  6. まとめ


◇◇◇◇◇


まずは声の状態確認!

最初に行うのは声の状態を確認する事です!


ボーカル・スクールなんかはここで歌ってもらう感じになる場合が多いかと思いますが、CVMSでは基本的にVoice Trainingであれば歌う事はありません。

キーボードを使って実際に声を出してもらって声の状態やバランスを確認して行きます。


声って実にセンシティブで、普段の声の使い方だったり、体調だったりと言うのがモロに声に出るんですよね。


日によって違うどころか時事刻々と変化するので、「前回〇〇のエクササイズをしたからその続きだな!」なんて言ってアプローチしてもその時の状態によっては真逆のアプローチを必要とする場合もあるので、トレーナーの皆さんは気を付けましょう(笑)。


因みに何回かレッスンを受けている方に対しては「今日の声の調子はどう?」って良く聞くんですよね。


大概は「んー、起きてからそんなに声出してないからどんな感じですかね?」なんて答えが返って来る場合も多いんですが(笑)。


何でこの質問をするのかと言うと、自分の声の状態を「自分自身で把握してもらえるようになってもらいたいから」なんですね。


そんな専門的で具体的な分析でなくても良いから、自分の声の状態に少しでも興味を持って主体的に感じようとする癖を付けてもらいたいって事です。



「何か声がザラザラして出し難い気がします」


「何だか声がいつもより息っぽい感じがしますね」


「声が奥で籠っちゃって張りのある声が出ないかも」



とかそんな感じでOK。うちでレッスンを受けてると技術だけではなく、段々と発声に対する知識も付いて来る。

なので、自然と声に対する見方が変わって来るんですよね。その上で興味を持って感じよう、聴き取ろうとする姿勢があればそれがより顕著に表れるので、次第に上に書いたような感覚的なイメージからもう少し具体的に自分の状態が解るようになって来ますよ!


これはレッスンを受けて色々な声を出して行く中でも結構重要なポイントで、ただ漠然と言われるままに声を出してるだけの人とそれをちゃんと感じながら受けている人とではスタートが一緒でも後々雲泥の差が出て来るので、声の音色だったり、発声してる時の感覚を自分なりにでもしっかりアンテナを張ってキャッチしてあげて下さいね!



ウォームアップ!怠る事なかれ!

声の状態確認が終わったら次はウォームアップ。何事も準備運動って大切ですよね?


短距離走とかで準備運動もなく、いきなり全力疾走したら怪我に繋がりますからね!

それこそある程度年齢を重ねてる方がそれをやったら怪我します…少なくとも私は怪我をする自信がある(笑)。


ボイトレでも一緒です。声帯で声を作るって言うのも目に見えない声を感覚、イメージを作り上げて出してる訳ですけど、それも全て喉の筋肉の運動ですからね。


しっかりストレッチされていない、温まっていない状態でいきなり強い声や高い声を出せば筋肉にも声帯にも無理が掛かります。

カラオケなんかでいきなり高音曲とかで張り上げてしまって、「何だか急に声が出し難くなったなぁ。。」なんて言う時はまさにそれが原因かも知れません(笑)。


声の状態確認〜ウォームアップまでおおよそ10〜15分。しっかりとしたウォームアップを行えば、偏った声のバランスをある程度フラットに出来ますから丁寧なウォームアップは怠ってはいけませんよ!


ウォームアップの仕方を覚えて、ちゃんと自分でも出来るようになれば、レッスン中のウォームアップをある程度省いてより突っ込んでエクササイズが出来るので、これは最初の内に覚えておいて欲しい部分ですね(笑)。



エクササイズで色々な声を出して行こう!

さて、そこから実際にレッスンを通して声を鍛えて行きます。


どんな状態、或いは目的の時にどんな声を出すようアプローチをして行くのかはまた別のTipsで書くとして、基本的にCVMSは“マニュアル”的なレッスンは一切しません。


声の状態やレベル、発声感覚や癖も人それぞれなので、ざっくりと「このくらいのレベルの人にはこの指導を!」なんて言うのは全くの無意味なので、全てその時の状態を見てフルオーダーでメニューを作ります。


理論派のレッスンがCVMSですが、理論派だからこそちゃんとその人の状態にフォーカスしますので、初心者の方、ボイトレ未経験者の方も難しく考えなくて大丈夫ですよ♫



「デモンストレーションを聴く⇒その声を真似る」その繰り返し

「そんだけ!?」と思う方もいるかと思いますが、「そんだけ」と言ってしまえばそんだけです(笑)。


でもこれが実に奥が深く、やってみると分かりますが、凄ーく難しい。


最初の内は真似しようとしても「何か似たような感じ?」と言う具合に軽く掠る事はあってもバランス的に同じように発声するのはほぼ100%無理です。


寧ろ、「どうやって出せば良いんだ!」みたいな感じになると思います(笑)。


勿論、最初から難易度の高いエクササイズはさせないし、いきなり100%同じように発声出来なくても大丈夫。


大事なのはデモンストレーションの声を良く聴いて、その声をイメージする事。

そして「あーでもない、こーでもない」と自分なりに試行錯誤して少しずつ再現度を上げて行く事です。


今回の主題から逸れるので、あまり深くは突っ込んで書きませんが、この“良く聴く”と言う事。聴いているつもりでも実際にはちゃーんと細かい所まで聴けていない事が多いので、耳を鍛える一環だと思って細部のディテールまで聴き取れるよう訓練してみましょう!



因みに私はデモンストレーションを沢山入れます。多分他のトレーナーさんより多いかも知れません(笑)。


エクササイズで出して欲しい声をデモンストレーションで出すのは勿論ですが、例えば生徒さんがその時どんな風に発声してるのかを実際に真似て聴かせてみたり、今出させようとしている声がどう言う意味を持っていて、どんな声を作る為に必要なのか?と言うのを予告編的に感じてもらう為に出してみたりと色々な声を出します。


客観的に聴き比べしてみる事で初めて気付ける事っていっぱいあるので。なので、そこは大奮発してデモンストレーションさせて頂いてますので、実際にレッスンを受けてる方は聴き流したら駄目ですよ(笑)。



アフターフォローは万全に。

最後は締め括りとしてその日のレッスンの中で特に重要なポイントをまとめて、日常に帰った時、「どんな風に練習すれば良いのか?」と言う事を伝えて終わります。


レッスン時間はがっつり60分間で実施してますが、結構濃密な内容でやってるので、1時間ってあっと言う間です(笑)。


全くやらないよりはレッスンの時だけでもしっかり声を出す事で確実に成長はして行きます。


けれど、やっぱりどんな習い事でもそうですが、より成果をあげたいならレッスンが無い日常生活の中で「どう練習して行くのか?」と言うのが大事なんですよね。


だから2週間隔でレッスンに来る方ならその2週間の間にどんな練習をどう言うポイントに気を付けて行えば良いのか指南してます。


ただ、練習は義務でするものではないので悪しからず!

義務感から「練習しないと!」みたいな感じでやってもなかなか継続的にやるのは難しいので、そう言う時は無理をしなくて大丈夫。


ちゃんと成果が上がるようにメニューを組んでレッスンしているので、日々の練習は取り敢えず自分のペースでやってみましょう♫



まとめ

では今回も最後にまとめを書いておきましょう!





  • レッスン時間は60分間。密度の濃いレッスンが特徴。
  • 声の状態確認⇒ウォームアップを実施。自分の声を知りましょう!
  • エクササイズで色々な声を出しましょう!新しい声に出合えます!
  • 講師によるデモンストレーションが多めなので、正解をイメージし易い!
  • 普段の練習の仕方など、アフターフォローでしっかりアドバイス!



今回は“Voice Training”のレッスンの場合で大まかな流れを書いて行きましたが、凄くざっくりと言えば他のコースでも一緒です。


講師側が生徒さんの声の状態をしっかり把握して、それに対して何をどうすれば声を育てられるのか、生徒さんが求める結果に持って行けるのか。その為の理論と方法論をしっかり持って、生徒さんのレベルや感覚に合わせて教えられる。

デモンストレーションをしっかり入れて見本を見せつつ、とにかく声を出させたい声までナビゲートする。

ちょっとの感覚の違いから全然違う方向で発声しちゃうのは良くあるお話し。だから日々の練習もしっかりアフターフォローして行く。


教える内容が何であれ、これが出来る講師ならどんな生徒さんに対しても結果は出してあげられますよ!



はい、なんだかんだでまた長くなっちゃいましたね。。次回もまた例に漏れず長くなりそうな予感がしますが(笑)、次回はもう少し“発声”についてのあれこれを書いてみようかと思います。


ではでは今回はこの辺で!Rayでした♫