「三寒四温」は春を告げる大自然からのご褒美!
天候が寒くなったり、温かくなったり、やだなあと思っている方に朗報です。実は、自然は私たちの身体にご褒美を与えてくれているんです。「温寒療法」とは、冷たい、熱いを繰り返して、身体を活性化する方法です。最後は必ず「冷たい」で終わらせます。ですから、春先の「三寒四温」という季節の移り変わりの気候の変化は、身体の活性化をしてくれる、自然からのご褒美になるわけです。体中を巡っている血管は、筋肉でできています。この筋肉を鍛えるには、温度の変化による、筋肉の収縮運動の他にありません。健康のために、温泉施設がはやっていますが、是非、サウナや温泉で暖まったあと、「水風呂」で身体を良く冷やすことを、お勧めします。最初は、ひやっとしますが、少しずつならしていってみてくださいね。
古代遺跡の水風呂に集う村人のお話:
11世紀前半に東ジャワに大王国を築き、クディリ朝の初代となったエルランガ (アイルランガとも。Airlangga) 王は、霊峰プナングンガン山の東麓にあるベラハン寺院 (Candi Belahan) に祀られました。エルランガの頃の農業は、雨水と山からの湧水に頼る天水農業です。農村は、火山山麓の肥えた土壌に広がり、陸稲または天水田を営んでいました。そうした山間の農村の様子は、今でも見ることが出来ます。広大な領土を統一し、繁栄に導いた希代の英雄エルランガも退く時がやってきて、1045年頃、彼は二人の息子に領地を分け与えて引退し、1049年に世を去りました。彼の霊廟、つまりお墓はプナングンガン東麓に建てられました。それがベラハン寺院 (Candi Belahan)です。近所の村人たちは、この国宝級文化財を、日常のマンディ(水浴)の場所に使っています。洗剤で着物を洗っているお父さんもいます。ちょうどお風呂の時間なので、あとからあとからタオルを持った人が集まってきます。
毛細血管は、髪の毛の10分の1、総本数は1500億本。長さは、10万Km(地球2週半)と言われている。 太い動脈や静脈から枝分かれした毛細血管は、全身60兆個の細胞に酸素(O2)や栄養成分を届け、二酸化炭素(CO2)や老廃物を回収する重要な役割を担っています。 手先や足先の末端だけでなく、心臓や肺、肝臓といった臓器も毛細血管の密集地帯。 つまり毛細血管が働いているから身体が機能しているのです。ママキッチン