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☆ Body knows the future ☆

戦争の爪痕は、消す事ができない。事実からなにを学ぶか。

2011.02.02 00:00

 竹野内豊さんのインタビューをみました。今度の映画についてのお話太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-http://www.toho.co.jp/lineup/taiheiyo/ 東宝のページ唐沢寿明さんの役作りについてのコメントが印象的でした。スキンヘッドで、やくざな一等兵を演じている役者魂をみてみたいと思いました。


公開日:2010年2月11日


映画の説明:2011年-、日本の歴史の大きな分岐点である日米開戦から70年を迎えます。太平洋戦争の激戦地の一つ、サイパン島。アメリカ軍の圧倒的な兵力のもと、次々と「玉砕」「自決」していく過酷な極限状況の中で、たった47人で敵に立ち向かい、多くの民間人を守り抜き、最後には敵であるはずのアメリカ軍から賞賛を得た、一人の誇り高き日本人―。大場栄大尉。 終戦後もほとんど語られることのなかった彼の物語を、日本に出版という形で伝えたのは、他でもない、かつて銃を交えた元アメリカ海兵隊員でした。 日本、アメリカ、-サイパン島での戦いを双方の観点から描く本作。灼熱の中、過酷なタイでの大規模ロケを敢行。日本・アメリカ・タイの3カ国語が飛び交う、総勢470人にも及ぶ混成スタッフにより撮影は行われた。日本サイドのメガホンをとるのは、『学校の怪談』シリーズといったファミリー映画から、『愛を乞うひと』『必死剣鳥刺し』などの質の高い映画まで、幅広いジャンルで定評がある名匠・平山秀幸。アメリカサイドは、『ブラック・レイン』『ラスト・アクション・ヒーロー』『トランスフォーマー』など、数々のハリウッド映画に携わり、『サイドウェイズ』で監督を務めたチェリン・グラック。さらに、戦闘シーンなどVFX・視覚効果パートも含めた、日本映画史上類を見ない異例の3班体制で、『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』は制作される。 主演を務めるのは、映画『冷静と情熱のあいだ』や数々のドラマで、幅広い層から支持される竹野内豊。クランクイン前には、この物語の舞台・サイパンへ慰霊訪問をし、さらに自分が演じることとなる大場栄さんのお墓参りに行くなど、自身初の戦争映画ともなる本作に真摯に向き合い、撮影前からかなりの減量もして撮影に臨んだ。 その他にも、井上真央・山田孝之・中嶋朋子・岡田義徳・阿部サダヲら、バラエティ豊かな実力派豪華キャストが集結。まさに大場隊さながらの過酷なタイロケに挑んだ。そして、軍から離れ任侠の道理にのみ従う堀内今朝松一等兵役には唐沢寿明。自身の発案で、スタッフも驚いたスキンヘッドでやくざ者の兵士役を演じている。 対するアメリカ軍海兵隊、大場に尊敬の念すら抱くことになる、アメリカ側のキーマン、ハーマン・ルイス大尉を演じるのは、人気海外ドラマ「24」の他、「Bones」「ER」などにも出演しているショーン・マクゴーウァン。上官であるポラード大佐にはアレック・ボールドウィンの弟としても知られるダニエル・ボールドウィン。またウェシンガー大佐にはトリート・ウィリアムズと、ハリウッドでも活躍する実力派たちが本作のために集まり、アメリカ側のリアルな視点に説得力を持たせている。 終戦から65年経った今―日米のスタッフ・キャストが一つとなって、日本の魂とアメリカのリアルをダイナミックに描く、真実の物語。ストーリー:1994年、玉砕の島サイパン―。これは、歴史に埋もれた真実の物語である。太平洋戦争末期―1944年6月。陸軍歩兵第18連隊 大場栄大尉(竹野内 豊)は、日本から2000キロ余り離れた北マリアナ諸島サイパン島へ送られる。当時サイパン島は日本が統治し、軍司拠点としても重要な位置を占めており、この南洋の小さな島を死守することが、大場たち日本陸軍43師団守備隊に課せられた最大の使命だった。 しかし、この時点ですでに日本の劣勢は明らかになりつつあり、サイパン島でも圧倒的な兵器・兵力差のもと、日本軍はアメリカ軍の上陸を簡単に許してしまう。サイパン守備隊幹部は日本軍玉砕命令発令の後自決。アメリカ軍の捕虜となることを恐れた民間人が次々と崖から飛び降り自殺する悲惨な事態へと発展していく―。太平洋戦争史上最も悲惨な戦いの一つとなっていった。 その最中、玉砕命令を受けた大場隊も突撃、次々と戦死を遂げていく。しかし、アメリカ軍に取り囲まれた大場は、玉砕を覚悟していたにも拘わらず、思わず死体の中にうずくまり隠れ、戦闘の中で自分の「生」への執着を心ならずも知ることになる。そして、両親を殺され放り出されていた赤ん坊を救い、「生きる」ということを強く実感する。もともとは地理の教師でもあった彼の人望を慕い、上官を失った兵士や民間人たちが次々と集うようになる。そして、軍から離れ戦うやくざ者の一等兵、堀内(唐沢寿明)と共同戦線を張り、サイパン島中部にそびえる最高峰タッポーチョ山に潜み、アメリカ軍への抵抗を続けていく。 一方、サイパン島占領宣言を行ったアメリカ海兵隊の中で、日本への留学経験のあるハーマン・ルイス大尉(ショーン・マクゴーウァン)は、一抹の不安を感じていた。粘り強く、最後まで戦い続ける日本人―……。やがて彼らはたった一つの部隊に翻弄され続けていることを知る。そして、その神出鬼没の部隊を統率する士官を、畏敬の念を込めて「フォックス」と呼ぶようになっていく。 大場隊とアメリカ軍との戦いは続き、フォックスの存在に業を煮やした上層部がついに大掃討作戦を敢行する。アメリカ軍を翻弄し続けるフォックスに対して、人間として尊敬の念すら覚え始めたルイスは彼を死なせたくないと焦燥する。


コメント1月13日に映画『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男』の完成披露ジャパンプレミアが都内で行われ、主演 大場栄役の竹野内豊と堀内今朝松一等兵役の唐沢寿明が出席しました。http://www.ken-on.co.jp/info/ より


竹野内は「ようやくこうして皆さんにご覧頂けることを心から嬉しく思っております。今の当たり前のようにあるこの国の平和は、大場さんをはじめとする、当時戦争の中を生きた方々の苦しい体験があったからこそだと頭では理解していたつもりでしたが、毎日撮影現場で大場さんと同じ軍服を着て、重たい装具を身に付けて撮影にのぞむうちに、全力で戦い抜いた誇り高き魂を決して日本人として忘れてはならないと改めて痛感しました。太平洋戦争で激戦地であったサイパン島で、死ぬためではなく生きるために戦い抜いた大場大尉と大場大尉率いる47人の兵士の方々、民間人の方々の512日間をこれからどうか見届けて頂けたらと思います。」と話しました。唐沢は「この映画の台本を最初読んだ時に、こんなことが実際にあったのかと驚きました。日米の監督がそれぞれ撮影していますが、急に違う雰囲気に変わってとても不思議な体験ができると思います。そういう意味ではこういった体験ができるのは初めてではないかと思います。そういったところも楽しんで頂きたいと思います。」と話しました。「太平洋戦争を伝えるキャンペーン」のため、キャスト&スタッフ、そして1200人の観客の全員で折り紙を作成後、サプライズで竹野内40歳と井上真央さんの誕生日をお祝いしたケーキが登場し、竹野内は「とにかく楽しんで、色々なことにチャレンジしていきたいと思っております。」と抱負を述べました。更に大場大尉のご子息の大場久充さんと大場隊47名のうちの御一方、新倉幸雄さんより花束を頂いた竹野内は、「まず、大戦中元海兵隊員だった本作の原作者ドン・ジョーンズさんが存在しなければ、大場さん達のことは永遠に知ることがないままだったと思います。ドンさんが、日本人として誇りを持って生きて欲しいと強い思いで私達に真実の記録を残してくださったこと、そして我が身で全力で最後まで戦い抜いてくださった大場さん達にこの場を借りて、心の底から感謝を申し上げたいと思います。戦後一世紀も満たない間に日米がこうして合作して、ひとつの作品を作り上げる、こんな素晴らしいことはないんじゃないかと思っていて、この映画が日本人の心に残る映画になってくれたら嬉しく思います。皆さんどうかこれからご覧になって、その感想を沢山の方達にどんな小さいことでもいいので伝えて頂けたら幸いです。」とコメントしました。

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現代の日本を知るうえでも、この戦争について、伝えたいというメッセージがあります。私たちが、今どこに立っているのか、足の裏からも、刻まれた歴史のなかから読み取る事ができます。過去の出来事は、私たちとは無関係ではありません。しっかり身体に刻まれているのです。ママキッチン