映画『ジーン・ワルツ』 命を宿したカガヤクカラダ
『ジェネラル・ルージュの凱旋』は、テレビで放映していたドラマですね!みてました~医師である海堂尊さんの小説は、医療現場が舞台となった、人間模様を描いています。
医療ミステリー作家である海堂尊さんが書いた小説が映画化、天才医師が新医療の闇に迫る『ジーン・ワルツ』医療の最高峰、帝華大学病院の医師・曾根崎理恵。天才医師である彼女は、廃院寸前の小さな産婦人科医院「マリアクリニック」で院長代理も勤めている。しかしそこではあるうわさが…それは禁断の“治療”とよばれる行為について。病院に通うそれぞれ事情を抱えた4人の女性たち。その謎を嗅ぎつけ、同じく帝華大学病院に勤めるエリート医師・清川吾郎は理恵の周辺を探り始める。果たして病院に隠された計画とは…?生命誕生の現場で禁断の治療に迫る、天才女医の企みを描いた医療ミステリー『ジーン・ワルツ』が2011年2月5日(土)より全国にて公開。原作は、『チーム・バチスタの栄光』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』の原作者として知られ、現役医師しても活躍する海堂尊の同名小説。産科医療に潜む闇を明らかにしようとする“史上最強の女医”に菅野美穂が扮し、田辺誠一、南果歩、浅丘ルリ子といった実力派キャスト陣が脇を固める。新世紀医療にひとり立ち向かう彼女が仕掛ける大胆な計画。その真相が解き明かされるとき、想像を超えるクライマックスが――。思わず支えたくなるような純粋無垢な女性から、目的のためには手段を選ばない悪女まで、女優・菅野美穂の演技には毎度驚かされる。そんな彼女が『チーム・バチスタの栄光』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』などの映像化で知られる医療ミステリー作家・海堂尊の新シリーズ『ジーン・ワルツ』の映画化で演じるのは、クール・ウィッチ(冷徹な魔女)と言われ、権力に屈しない行動力を持つ、産婦人科医であり顕微授精のスペシャリスト・曾根崎理恵だ。“史上最強の女医”を演じたことで彼女自身の人生はどう変化したのか――。曾根崎の芯の強さに「羨ましい」「原作の曾根崎先生は、どこまでもクール。内側にある情熱はポーカーフェイスで一切表面に出さず、水も漏らさないような計画を立てる完璧な女性。そういう女性を私が演じるってどうなんだろう…という不安はありました。でも、映画の台本を読んで、彼女の揺らぎとか葛藤を膨らませていることに気がついて、私の役割は原作の曾根崎先生と映像化にあたっての曾根崎先生のニュアンス、その両方を繋ぎ合わせることだと思ったんです」と語るように、信念を貫きながらも揺れ動く心情を丁寧に表現している。菅野さんが20代の頃からカメレオン女優と言われるゆえんはそこにある。物語の舞台となるのは、とある理由で閉院間近となったマリアクリニック。曾根崎と彼女がサポートする4人の妊婦それぞれの出産に至るまでが描かれ、多くの女性は出産について深く考えさせられる。もちろん菅野さんもそのひとりだ。作品から受けた衝撃を「頭をガツンと叩かれたようだった」と説明する。「いままでは、赤ちゃんを産むことに関してどこか夢見がちだったというか、早いか遅いかの違いはあっても、いずれ母親になるだろうと思っていたんです。けれど、そうではなかった。現代の女性にとっては、産む人生も産まない人生も選択できる。赤ちゃんを産むにしても、十月十日の間にどれだけ大変なことが待っているのか──その大変さを知り、その先にあるであろう自分の赤ちゃんを抱くことの喜びを考えることができた。いまは夢見がちではなく、現実的な大変さも含めて、いつか赤ちゃんを産みたいと思っています」。また、今回は菅野さんをはじめ浅丘ルリ子、南果歩、風吹ジュン、白石美帆、桐谷美玲など女性キャストが多かったこともあり、現場でも出産トークが繰り広げられた。「風吹さんが現場にお茶のセットを持ってきて中国茶を入れてくださったんです。そのお茶を飲みながら、出産のときはね…と話をしたこともありますね」。監督の実体験から演技のヒントを得るそして、和気あいあいとしたオフタイムの雰囲気とは一変、劇中で曾根崎が代理出産という大胆な計画を遂行するために、上司である帝華大学准教授の清川と火花を散らし、繊細さと強さを武器に清川を振りまわす一幕も。菅野さんはそんな曾根崎を「羨ましい」、「あっぱれな女性」と称える。「曾根崎先生のやろうとしていること、言っていることは正しいけれど、拳をあげた瞬間に意味が変わることってありますよね? でも、彼女の場合は正々堂々と正義をきっちり貫き通している。もちろん、その自信の裏には努力があるわけですが、私は彼女ほど自分に自信を持てないし、嫌われたらどうしよう? って考えてしまう。ほんとにあっぱれな女性ですよね」。クール・ウィッチと呼ばれながらも同性から頼られるキャラクターでいられるのは、彼女に観客が希望を託したいと願うからなのかもしれない。続けて、何日もかけて撮影したという、曾根崎と清川が一緒に手術を行うシーンが印象深く記憶に刻まれているとふり返る。「赤ちゃんが生まれるだけでなく、曾根崎先生と清川先生の本音がぶつかるシーンでもあって、さらに帝王切開の術式を手際よく演じなければならなくて…いろいろなものがギュウギュウに詰まっているシーンでした。私自身は子供を産んだ経験がないので分からないことだらけだったんですが、この作品の撮影に入る前に大谷監督はイクメンをされていたので、監督の(実体験からくる)何気ない言葉の一つ一つが演技につながりました。何よりも“映画を観たあとにあったかい気持ちになれる、そういう映画にしたい”という監督の言葉が支えになりましたね」。「私もいつか赤ちゃんを産みたい」と菅野さんが熱い思いを胸に刻んだように、多くの女性が曾根崎先生のような産婦人科医の下で、出産したいと思うことだろう。温かな気持ちを抱きながら──。
『ジーン・ワルツ』海堂尊インタビュー 『チーム・バチスタの栄光』、『ジェネラル・ルージュの凱旋』といった医療ミステリー映画の原作者であり、作家デビューわずか5年たらずでスター作家の地位を確立した海堂尊。彼の小説の面白さは、なんと言っても外科医を経て現在は病理医という“現役の医師”であるからこその豊富な医学知識と医療行政への鋭い指摘にあり、新作が発表されるたびに注目を浴びている。そして、海堂氏にとって9作目となる「ジーン・ワルツ」は菅野美穂の主演で3作目の映画化となった。産婦人科医療を舞台にしたドラマティックな物語がスクリーンに登場する。分からないからこそ描ける女性の心理「『ジーン・ワルツ』で書きたかったのは、いまの産婦人科医療や妊娠に関する問題点。それらを1冊の本にしてみたかったんです。(自分自身が医師なので)本物の素材(医療)を使ってはいますが、あくまでも小説の肝はエンターテイメントだと思っていて。いつもエンターテイメント性100%の小説を書いているつもりです。社会的に訴えたいテーマがあるわけではないんですよ。だから僕の小説にはこうすべきだという結論はないんですよね…」と語るように、映画『ジーン・ワルツ』にも明確な答えは用意されていない。あえて答えを用意しないことで生まれる余韻――それが海堂作品の面白さのひとつと言える。しかしながら、不妊治療を軸としたこの物語には、刑事告発された産婦人科医や代理出産など様々な問題が提示され、特に女性は「もしも自分だったらどうするのか?」と深く考えることだろう。不定愁訴外来の田口と厚生労働省の白鳥コンビが医療現場の事件を解き明かしていく「チーム・バチスタの栄光」から連なるシリーズとは異なり、本作の主人公は顕微授精のスペシャリスト曾根崎理恵。彼女と彼女がサポートする4人の妊婦たちの出産までの十月十日の物語が綴られる。女性の様々な心情が丁寧にかつミステリアスに描かれるのだが、それを男性が書いているのは興味深い。なぜ、あそこまでリアルに女性の心理を描けるのか?「分からないから、なんじゃないですかね。妊娠が女性にどういう感情をもたらしているのかは、(僕の)想像でしかなくて、それがあたっているかどうかも分からないけれど、バイスタンダー(傍観者)として女性の妊娠を見ていると、心情の起伏とか疾風怒濤とか、普通ではないんだなという認識はあります。女性を分かっていたらもっとモテていると思うし(笑)」。女性のことはよく分からないと照れくさそうに笑いながら、キャラクターを生み出す瞬間の話題へ。「実は、小説を書く際に詳しい人物設定をしないんです。最初に決めるのは、性別と年齢と少しの要望――ハンサムか美女かというくらいで、あとは物語を転がしていくうちにキャラクターの属性が出てくる。僕自身が書いてはいるんですが、言うことを聞かない連中(キャラクター)ばかりなので。特に“バチスタ”シリーズの白鳥はね(苦笑)。でも、キャラクターが自然に流れていくのが一番いいんですよ」。“菅野版”曾根崎理恵に絶賛映像化にあたっては一切口を出さないという海堂さんだが、撮影現場を見ることは「大好き!」だと声を弾ませる。「映画の現場では当たり前のことであっても、素人から見ると好奇心を持つことが多いですからね。特に今回は美人な女優さんが多くて!」とテンションが上がり、曾根崎を演じる菅野さんについては「しっかりと(映画としての)人物像が確立されていた」と絶賛。完成した映画については「ありきたりですが、感動しました…」と語り出す。「自分が書いた作品であるのに、自分が作ったものが基になっているというのが信じられないという感じでしたね。僕は小説を書くときも映画を観るときも解析はしないんです。ただ自分の価値判断の基準としては、観ているときに作品に集中できて気持ちが動くこと、終わった後に明るい気持ちになれること。その2つを基準にしている。そういう意味ではものすごくいい映画だなと。あと、男は映画を見て泣いちゃいけないって決めているんですが、この映画はかなり危険な映画ですね(笑)」。その言葉からは、原作者の涙腺がゆるむほどの出来、納得の映画化であったことが伝わってくる。自分が書いた小説を1冊でいいから出したい、本屋の片隅に自分の書いた本が1冊並んだら嬉しい――そんな幼い頃からの夢を実現させ、いまやベストセラー作家の仲間入りを果たしている海堂さんに、生命誕生を描いている『ジーン・ワルツ』にちなんで、最後にこんな質問を投げかけてみた。もしも生まれ変わるとしたら? その答えは?「ずるい答えかもしれないけれど、生まれ変わりたいとは思わないですね。いまこうして生きていることが奇跡で、思うようにいかないことも多々あるけれど、こういう生き方(いまのような生き方)をするしかないと思う。だから“もしも”という設定の小説は、僕は書かないだろうし…」。何とも海堂さんらしい答えだ。ちなみに、彼の「生きていることが奇跡」という“奇跡”という言葉は、曾根崎が原作でも映画でも発している言葉でもある。自分の小説に結論はないと前置きした海堂さんだが、もしかすると“奇跡”を知ること=いまを生きることを伝えたかったのかもしれない。以上がインタビュー記事
リフレクソロジールームmama-kitchen
私たちが今、ここにいるのは、「生命の不思議」の連続のおかげです。人間がつくったものは、すべて過去の人々の欲求が現実化されたものです。ですから、その真の姿はその形の背景にあります。リフレクソロジーにおいて、肉体レベルの痛みや症状は、痛みや症状を現したところに「真の原因はなく、その入り口にしかすぎない」ことを、観てとる事ができます。
これらの本は、私たちが望んで来た、健康や、長寿が、はたしてほんとうに自然の摂理にかなったものなのだろうか。私たちが真実と思っているものは、すべてが思い込みである、という事を考えさせてくれます。足の裏からみていくと、私たちが普段使っている言語と、違う言語を話しているそれぞれの臓器があります。「私はストレスなんかありません」といっているひとの足の裏は、「『胃』の部分からは、『もうだめ』とはなす言葉が聞こえて来ます」「何々がほしい!」というひとの足の裏は、「『肝臓』は、もうこれ以上『待てない』、『それがなければ、自分の存在価値がない』と悲鳴をあげています。
身体と意識の本をここで紹介します。
達人とはどういう存在か?ということが詳しく述べられています。心と体に物事に打ち込むときの中心装置を作り、それをもって具体的な分野や種目に長い期間をかけて打ち込み続けることによって、その技術や能力が信じられないくらい深く豊かに身についている人高岡英夫氏は、この著書の中で、達人たちとならべて、妊娠中の女性について、記述していたと記憶にありますが、どんな達人のからだより、妊娠中の女性のからだは、からだとして最高の状態にある。女性は、達人以上のからだを生命を宿すことで、体験できる、神秘的な存在である。と述べていたことが、印象的。(この本でなかったら、ごめんなさいm(_ _)m........ )
リフレクソロジーの施術でも、このことを証明できます。ナチュラルバースの妊婦さんは、足の裏のどこを押しても痛くありません。新しい種を宿すというのは、そういうことなのでしょう。この期間、通常の身体エネルギーの2倍はあるといわれています。ですから、自浄作用も2倍です。種が育つ大地をつくるために、からだはあらゆることをします。つわりもそのひとつです。からだが常に完璧に働いている証拠です。子宮が豊かな大地だったら、つわりは自然とおこらない。ということですね。♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ママキッチン