バットマン ビギンズ [DVD] 腎臓と胃のはなし バットマンに神話の原型をみる
ーーバットマンに神話の原型をみるーーバットマン ビギンズ [DVD]『バットマン ビギンズ』(Batman Begins)は、2005年のアメリカ映画。ボブ・ケインによるアメリカン・コミックス『バットマン』が原作。1989年から続く実写映画版の第5作。コミックス版のシリーズ連作『バットマン:ダークナイト・リターンズ』から影響を受けたシリアスな作風である。2005年6月15日、アメリカ公開。上映時間141分。ワーナー・ブラザーズ提供。概要 青年ブルース・ウェインが、何故、どのようにバットマンになったのかを描く。従来の映画版と比べると現代風の世界観である。ストーリーはコミック『バットマン・イヤーワン』を基にしているが、完成した作品は印象的なシーンとプロットの流用に留まっている。実写映画版バットマンシリーズの時系列に焦点を合わせれば、『バットマン』の前の時期を描いている作品であるが、直接的な繋がりはなく、新たなバットマンシリーズの第1作となっている。今回登場の代表的ヴィラン(敵役)は、ラーズ・アル・グールと、スケアクロウの二人であり、本作のエンドシーンにはジョーカーの登場を予想させるシーンもあり、次作「ダークナイト」への布石となっている。ストーリーはヘンリー・デュカードやラーズ・アル・グールとの対立が主軸となっている。また、他の実写映画版に比べて、オリジナルキャラクターが少なく、コミックス版キャラクターの登場が多い。バットマンの敵役・スケアクロウやカーマイン・ファルコーニなども登場するが、ストーリーの中心には据えられていない。コミックスでは敵役が入院させられる精神病院アーカム・アサイラムも登場する。だが、この映画ではジョナサン・クレイン(スケアクロウ)の勤務病院となっており、設備も殆ど現実の病院に即している。戦車のようなデザイン(タンブラー)のバットモービルによるカーアクションも話題になった。「ビギンズ」の名の通り、ジョー・チルによりブルース・ウェイン(バットマン)の両親が殺害される場面なども作品中に登場する。これは、ティム・バートン監督の映画版での設定「ジョーカーによって両親が殺害される」とは違い、コミックスの設定に沿ったもので、ここにも回帰がうかがえる。現在の原作の設定と、厳密には異なる。『バットマン:ダークナイト・リターンズ』の影響が色濃い作品であるが、ブルースのキャラクター像は旧来通り、父親トーマスへのコンプレックスを持つ性格となっている。さらに、ジム・ゴードン警部補を登場させ、他の実写映画版と異なりバットマンを「政府非公認のクライムファイター」として設定した。第78回アカデミー賞撮影賞ノミネート。ストーリー 長引く不況で貧困に喘ぐ大都市ゴッサム・シティ、ブルース・ウェインと呼ばれた少年は、観劇を見た後の帰り道に両親を殺害されてしまう。十数年後、成長したブルースは両親を殺した犯人が裁判を終えた直後に殺害される現場を目撃する。 復讐、自分への罪悪感、悪とは何か、正義とは何かといった葛藤に悩み、ゴッサム・シティの治安は悪化する一方、青年となった彼はあてのない放浪の旅の果てに、ヒマラヤの奥地で影の同盟という謎の組織と接触する。影の同盟の下で訓練を積んだブルースは、影の同盟を抜け出し汚職と腐敗や犯罪が蔓延するゴッサム・シティに舞い戻る。その後、執事のアルフレッドや応用科学部に左遷させられたフォックスの協力を得て、幼い自分が恐怖を感じた体験を基に、犯罪者に対し恐怖心を抱かせるシンボルとして「バットマン」になることを決意するが、それは過酷な現実の始まりであった。以上 ウィキペディアより
レビューよりご紹介します。前4作ではティム・バートン監督の第1、2作が好きだった。 全体的に暗く、あまりかっこ良くないブルース・ウェインをマイケル・キートンが静かに好演していた。 本作「ビギンズ」ではブルースの心の闇、葛藤、恐怖、救済をクリスチャン・ベールを起用し、さらに掘り下げた。 若きブルースが善と悪に揺れ、謎の「闇の軍団」と関わり、決別し、バットマンとなって行くその過程は、 「スターウォーズ」シリーズにも似た、悲劇と希望の表裏一体した様が丁寧に描かれていて引き込まれる。 脇を固める俳優陣も良い。 優秀で忠実、そしてブルースの最大の理解者、執事のアルフレッドを演じる名優マイケル・ケインと 新しいキャラで武器開発担当フォックス演じるモーガン・フリーマンの人間臭くて飄々とした芝居。 彼らをユーモラスに配置した事によりウィット感も生まれて快作となった。 (以上レビューでした)
エピソードが面白いので ウィキペディアより引用させていただきます。◎主役のクリスチャン・ベールは今作の撮影の前は『マシニスト』の撮影で極端に痩せており、標準体重に戻すためアイスなどを食べまくったが、太りすぎてしまいバットスーツが入らなくなったという逸話がある。その後ウエイトトレーニングを行い筋肉質な体形になった。◎バットモービルを気に入ったクリスチャン・ベールは監督に「撮影が終わったらマシンを購入したい」と申し出たが「続編でも使う」との理由で断られた。◎サウンドトラック盤に収録された12の曲名は全てコウモリの学名から取られている。トラック4~9の曲名は「Barbastella」、「Artibeus」、「Tadarida」、「Macrotus」、「Antrozous」、「Nycteris」となっていて、頭文字を並べると「BATMAN」になる。◎ブルース・ウェインの乗る車は「ランボルギーニ・ムルシエラゴ」で、「ムルシエラゴ」とはイタリア語で「コウモリ」である。◎2008年1月にパチンコ遊技機としてパチンコ・パチスロメーカーの平和から、SS枠第5段「CRバットマン ビギンズH9AX」、「CRバットマンビギンズ9AW」が発表された。◎ノーラン監督によると、『ビギンズ』の世界は「ヒーロー、ヒーローコミックが存在しない世界」であり、「それがバットマンの世界だ」と熱心に語っている。そのため、ブルースが両親と共に行ったのは『奇傑ゾロ』の映画ではなくオペラとなっている。◎ノーラン監督は『007シリーズ』のファンと公言しており監督を熱望している。バットマンシリーズは特異な秘密兵器の数々などボンド作品に通じるものがあり、本作ではバットマンがバットモービルで警察の追跡から逃げるシーンで1カット、警備員に目の前で起きている事が信じられず手に持った飲み物を「酔ったのか?」とばかりに見つめる『私を愛したスパイ』~『ユア・アイズ・オンリー』などで見られたのとそっくりな仕草をさせている。次作品『ダークナイト』でもオマージュと思しきシーンがある。 (以上エピソードでした)こんなことを知って映画をみるとまたおもしろいですね!
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腎臓と胃腎臓は本当の愛を学ぶ臓器です。真実の「愛」は「恐怖」と対極にありながら、実は、同じエネルギーです。どちらも「腎臓」由来のエネルギーだからです。「腎臓のエネルギー」が低下したときには「恐怖」「腎臓のエネルギー」がすべてを全面的に受け入れることによって、高まったときには、「無条件の愛」を表現します。腎臓は生命が発生し細胞分裂を始める際、最初にできる臓器であり、人生を最後に締めくくる臓器でもあります。別の言い方をすれば、私たちは、腎臓の成長物語を、それぞれの魂のスクリプトとして、記録しているのかもしれません。アドベンチャーの物語は、神話の原型が多く使われます。主人公の葛藤、罪悪感、怒りを、どこへ向けて、何と対立し、戦い、敗北し、何が残ったのか。光を求めるには、暗黒を学ばなければ、いったい光って何だろうかという事がわからないように、決まって、映画の主人公は、ダークな世界に身を落とします。腎臓が低下しているときは、「胃」もその働きが低下してしまいます。「胃」は完全なる「腎臓」によってエネルギーが補給されるからです。「胃」のエネルギーは、寛容さです。愛に満ちているときには、何事にも寛容になれます。ひとたび恐怖に落ちると、胃は悪徳裁判官にとって変わり、独裁者となって、自らをもコントロールし始めます。人とくらべて、優劣をつけたり、罪の意識で苦しめたり、拒絶、裁定をくだしたり、人をさげすんだり、肩書きを求めたり、物質や、財産を失う恐怖から信じることができなくなったりと、例をあげたらきりがないくらいです。この世の中で、起こっている事は、私たちの胃袋が行っているといっても、過言ではありません。胃袋が「平和」になれば、この社会も愛にあふれて、地球はこれから起こる試練によって、大きな光を得ることになるでしょう。ママキッチン