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フリーランスの営業や交渉、どうする?選ばれるためのプレゼン~第2期 広報・PRプランナー&PRライター養成講座 第11回より~

2018.08.08 10:07

フリーランスは、提供する商品やサービスについて自分でプレゼンする機会が多々あります。「あれもこれも伝えたい!」という気持ちが先行しがちですが、「相手に伝わる・選ばれるためのプレゼン」とはどのようなものでしょうか。

第11回目の講義では、受講生それぞれが考えた商品やサービスについてプレゼンを行いました。

そのフィードバックを通して学んだプレゼンに必要な要素を、フリーランスを目指して広報・PRプランナー&PRライター養成講座を受講中のKusamaがレポートします!



日頃からの準備が重要、アンテナを立てて最新情報をキャッチ

今回の講座では、受講生が2人1組となってお互いにプレゼンを行いました。半年間共に学んできた受講生同士のプレゼンでも、いざとなると皆の顔に緊張の色が漂います。

私も緊張して、言いたいことが上手く言えずに何度も同じ説明をくり返してしまいました。聞いている側からしたら、不安が増してしまいますよね。そんな自分にまた焦り、結局、頭で考えていたようなプレゼンをすることができませんでした。


では、自信をもってプレゼンするにはどうしたらよいのでしょう?

それには「自信をつけるための要素を洗い出すこと」がもっとも重要なんです。そして、もちろん「事前にしっかり準備すること」も大切とのこと。


今、自信がないのなら、まずは自信をつけるためにできることを考えます。自分が提供する商品やサービスに対する知識を深める、わかりやすくまとめた資料を作成する、その時のトレンドなど時流をつかんでおくなど、事前準備と日々コツコツとできることを積み重ねることが大切です。

プレゼンのイメトレを行うなど、立ち振舞のプラッシュアップも自信につながりますよね。


また、アンテナを立てて最新情報をキャッチしていくことも自信をもって提案することにつながっていきます。



自分が伝えたいこと=本当に相手が必要としていること?

実際にプレゼンをするときは、つい自分が伝えたいことを話してしまいがちです。

でも、それより「どうしたら相手によろこんでもらえるか」「自分に置き換えた時にどうしてもらったら嬉しいか」など、相手の立場に立って考えることが、プレゼンを成功に導くポイントです。

一方的に話してしまわず、途中で相手に質問をしたり、理解できているかどうか耳を傾けるのも丁寧ですよね。


私も、プレゼンの途中で相手の希望を聞いたり、お互いの理解にズレが生じていないか質問・確認に努めてみました。そうすると、相手の表情が明るくなったり話がはずんだり、相手との距離が近づいたように感じました!


また、お客さまは「このサービスを利用したらどういう結果がでるのか」「この人に任せて(この商品を買って)大丈夫か」という疑問や不安を抱えているかもしれません。

相手が「何をすれば、どういう結果が起こるのか」をイメージできるように明確に伝えることが大切です。



人と人とのつながりを大切に。信頼関係を築く

プレゼンを経て、商品やサービスを購入してもらえれば嬉しいことですが、それだけを目的とするのではなく、「時間を割いて会ってよかった!」と思ってもらえるような関係をつくることができたら、それは代えがたい宝となりえます。

今回は購入されなくても、次の機会に声をかけてもらえるような関係性を築くことが、PR視点でのプレゼンです。


「今買ってほしい!」と、自分本位にならずに相手目線で考え、強く押し売らないこと。もちろん、ビジネスである以上営業や交渉において「買っていただくこと」は大切。でも、まずは、売れるか売れないかに気を取られずに、信頼構築をしましょう。

そうして、本当に必要なときに、自分に声をかけてくだされば、お互いにとってよいことですよね。


これまで学んできたことと同様に、プレゼンにおいても「関わるすべての人たちとよりよい信頼関係を築いていく」ことを念頭に準備し、提案を行うことが重要だと理解を深めることができました。


今回の講義では、実際にプレゼンを行うことによって自分に足りない部分を数多く発見することができました。

また、プレゼンを受ける側になって、相手がどんな情報を必要としているかを知ることもできました。この気づきを自分の提案に反映させ、「相手に伝わる・選ばれるためのプレゼン」を作成していきたいと思います。


いよいよ次回は本講座最後の講義です。ゆいさんから半年間学んできたことの集大成となる講義に向けて、自分自身を再度見つめなおし臨みたいと思います。

(執筆:Chika Kusama)