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楽しく続ける大人のピアノ

脱力研究〜音階を腕で弾く

2016.01.21 23:00

毎日楽しく脱力研究。

親指・橈骨党から、小指・尺骨党への政権交替に向けて日夜活動しています(^^)


これまでにうまく弾けなかった「速い音階」も、弾き方を変えると良くなるのではないか?

モーツァルトのロンドK485で、思い当たる箇所が複数あります。


例えばここ。

アレグロの16分音符。速いです。

これまでは、よくある

という方法で練習してきました。でも、今現在は楽々と弾けるところに至っていません。それこそ、ほぼ指の動きだけでなんとか弾いていたので、疲れるしミスも多くて安定していない(特に黒鍵を外すことが多い)状態。とても「仕上がった」とは言い難いところです。


しかし、腕で弾く作戦に切り替えると、案外楽に弾けるかもしれないと気づきました。

まとまりごとに「おばけの手」を先に置いて、腕を使って音を出すのです。

音階は本来、滑らかに切れ目なく弾くものですが、今は脱力訓練中なので、あえて切ります。

上図でいうと、指1のタイミングで手の平(手の甲?)ごと移動させるので少しブツ切れます。が、それは脱力が習得できてから修正する事にして、まずは弾く時に使う部分をこれまでとは変えることに注力します。


同じように、同じ曲の別の箇所も練習できます。私にとって、とても弾きにくい難所。

ここは真ん中のまとまりがポイント。

1234  で奥に押し込み、

5 は手の形上、やや手前に引き、

43 はまた奥に押し込む。

腕は押したり引いたりしますが、指の位置は基本的に動かさない。


こうすると、かなり楽です。

今までリズム練習もたくさんしてきましたが、指でバタバタ弾くフォームでいくらリズム練習しても限界があったのだと思います。


さて、これでこの曲の音階が綺麗に弾けるようになったら最高です。結果が出るか、しばし練習に励みたいと思います。