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nature358

旅記-Santa Fe④-

2016.01.21 11:59

夜は暖炉やカード会社の方とのやりとりetcで、早々とダウン。


起きたら朝9時でした。


無料の朝ごはんが付いているので、カフェに入ると

スタッフのキャシーに声をかけられ

「昨日ね、わたしたちも大使館や駅に連絡してみたの。だけどやっぱり無いって…。でもね、きっと見つかるわよ、大丈夫!」


朝ごはん後に

「今日は(駅直結の)ツーリストセンターが開いているから、そこにも連絡を入れてみましょう。もしかしたら届いているかも」

とセンターに電話してくれたのは同じくスタッフのティナ。


リカルドは、なんとアーティストでホテルのレセプションの隅で絵を描いていました。

「大丈夫、財布は必ず見つかるよ。僕だっていつも携帯をバーやショップに置いてきて慌てるんだ。だけどいつも誰か拾ってくれてる」


3人とも前向きで、それだけでここに滞在できて良かったと思えました。もう別に見つからなくてもいいや・・(←


長くなるので書けないですが、ツーリストセンターのお菓子大好きエリック、イケメンポーカーフェイスポリス(名前忘れた…)にも本当に親身になって頂きましたの。


日本大使館の方には

「サンタフェから車で6時間の大使館に来られないと、何もできない」

と言われ


「パスポート発行してもらわないと飛行機でLA帰れないな(持っているIDがパスポートだけだから)〜車ないな〜」

「でもパスポートの写真変わるのは嬉しいわー」

「パスポートをアメリカで再発行とかクールじゃない…!?」

なんてことを巡らせながら散歩して、ホテルに帰ると


「マダーム!!レセプション!レセプション!!」

と、お掃除の方に受付に行けと促されました。


「??あ、じゃぁ部屋に戻ってから」

と、部屋のドアの前に張り紙が。

"Chika Please come to the office"


部屋に入り、ドアを閉めるとノックする音。

さっきの掃除のスタッフがティナを呼んできたようです。


「あなたの財布が見つかったわよ!!!!!」


ティナの声に、ぽかーん。


「さっき大使館から電話があってね、アルバカーキで見つかったって!!」


この時のわたしは、パスポート再発行のことばかり考えていたので、本当にゆっくり理解し、徐々に安堵感が広がったのを覚えています。


どういうこと????????


「アルバカーキである男性があなたの財布を拾ったんですって。中を開けたら日本のパスポートが入っていたから、日本大使館に連絡したみたい。大使館には昨日から何度かわたしたちも問い合わせしていたから、もしかしてと大使館のスタッフが、うちに電話してきてくれたのよ!」


この連携・・・・!


キャシーがアルバカーキから車で往復2時間かけて、わたしの財布を取りに行ってくれているんだそうな。

「もう少しで戻ってくるわよ〜!」

と、嬉しそうなティナの横で、なんと言ったら良いか分からないわたし。


キャシーから財布を受け取り、パスポートがあることを確認し彼女とかた〜くハグ。


「ね、言ったでしょ〜」

とリカルドは横で淡々と絵を描き続けていました。


翌日チェックアウトするときは、ティナだけしかおらずツーリストセンターにはエリックもおらず、なんだか夢うつつのまま、帰途につきました。


LAに戻って、そのことをホストや友人に話すと

「ありえない」

と口を揃えて言われました。


「財布を見つかったのもだけど、前向きに見つかるよと励ましたり、長時間かけて他人の物をわざわざ取りに行くとか」

「ありえない」

らしい彼らのアメリカ。


アメリカがわたしに厳しいはずがない。

強いては

この世はわたしが思う以上にわたしに優しい。


ずっと持っている思考のかけらです。


サンタフェには、またゆっくり行くつもりです。

彼らへのお土産を沢山持っていこうと思っています。


サンタフェからアルバカーキへ、帰りの電車の中で。

見つかったパスポートとともに 笑