夏期講習8/8
[小6]
初めは予習シリーズ国語を解いていきました。
まだ時間はかかっており、1題35分といった
ところで、スピードはまだあと10分ほど
短縮しなければならないのですが、
それは入試までの課題となってゆきそうです。
一方、正答率といいますか、考える手順は
回数を重ねる度に整ってきています。
「この問題を考える際、まず目を向けた場所は
一体どこでしたか?」
指示語や接続語、助詞の繋がりをヒントに、
中心文を探し、それを言い換えた文を探す問題は
比較的多いです。国語が苦手な子は、いきなり
字数からとか、それっぽいところから、とか
感覚的に考える傾向がありますが、
そういう傍線部周辺の丁寧な読みが徐々に
出来るようになってきたように思われます。
次は速さのテストを実施しました。
基本テクニックについては結構上達してきました。
お盆明けからはスムーズに容積とグラフ、
旅人算とグラフ、と進めていけそうです。
ラストは理科です。やはり国語の読解で
時間を取ってしまっておりまして、
理科は授業を延長してしまい、ご迷惑を
おかけたしました。汗
理科は各回、4〜6年の既習内容のうち、
認識が間違っていたものの整理が着々と進み、
基本認識が整理されてきているように思われます。
[中3]
全体として課題進行ペースがかなり良く、
ある程度手放しに基本の周回を独自に行えています。
特に城南の生徒さんの学習ペースが早く、
日に5単元〜10単元くらいは軽く演習し、
基本の習得ペースをさらに向上させています。
生徒たちに言います。
「君たちは、合格する。だから、
合格するかどうかより、合格した後に
何が必要なのかということのアドバイスをするから、
基本が完成したらそちらの学習へ移行してほしい。」
西高志望者か致遠館内部進学者しかいないので、
授業自体のレベルも一層引き上げることが
これから可能になってきます。
相変わらず国数英は常にベースになりますが、
理系に進む子は中学化学・物理の応用演習も外せません。
良問に触れ、思考し、しっかり実力をつけて
高校へ進学できるような準備をしっかりしてゆきたいですね。
後半の授業においては、体験入学で二次方程式を行ったけれど、
そこで平方根の理解がやや怪しいと思ったので・・・ということで
生徒が平方根を解いていましたので、
「せっかくだからもっと難しいのやろうよ。そんな
超基本君は絶対できているし、つまんないだろう?」
ということで、平方根の計算の難問シリーズを解いていきました。
そして、その中で、通常の簡単な計算では使わないような
計算の手筋を多く見せていき、その中で平方根の考え方について
深めていってもらいました。
計算というのは地味なように見えて、小技・大技を学びながら
本質的な理解にたどり着いていく面白さもあります。
”どうやったら効率がいいだろうか?”ということを、
解き始める前に作戦立てして取り組んでいくような
楽しい計算問題ばかりでしたから、大いに盛り上がりました。