神奈川の高校展〜公私合同説明・相談会 鎌倉・湘南地区〜に行ってきた!各ブースのレポート
鎌倉湘南地域の公私合同説明会に行ってきました。折角だから報告がてら記事を綴っていきたいと思います。
説明会の場所はもはやお馴染みの日大藤沢。主に大学のスペースを使って行われます。駅からのショットはこんな感じ。ちなみに、ぼかしを入れたわけではなくぶれたのです。
塾関係者と身分を明かし回ってきました。基本的に写真は許可をとったものを使っていますが、もしも問題あるようでしたら教えてください。
ちなみに、栄光学園さんからはご丁寧なメールを頂戴し、しっかり許可を取らせていただいて写真を掲載させていただいております。温かいご対応に感謝するとともに、実際に御覧頂いたようで嬉しい限りです。
それでは、ブースを回った感想とともに湘南地区の各高校に触れていきたいと思います。県立高校中心になりますのでご容赦くださいませ。
そして誠に勝手ながら、「僕の大好きなブース」を最後に勝手に表彰しております。どこの高校が選ばれたのか、可能であればワクワクしながらご覧ください。
こちら見取り図。
湘南高校
横綱相撲的な奥まった配置の講義室で、私が伺った時には映像を使った説明会が行われていました。
「Always do what you are afraid to do!(最も困難な道に挑戦せよ!)」のメッセージを掲げた資料には、学校説明や説明会日程や合格実績が。
やはり2018年の大学合格実績は、2017年、2016年と比べても凄まじいものがありますね。国立の合格者数推移(160→157→190人)や難関私大への合格者数推移(1004→1073→1116)は圧巻です。
特色検査については、7月30日にしれっと教育委員会から新たなる発表がありましたね。下記にその資料を貼りつけておきます。これについては今度詳しく書きます。
そして湘南高校さんの資料には、「特色検査についての詳細は神奈川県教育委員会高校教育課にお問い合わせください」の文言が。そうします。
鎌倉高校
湘南高校の手前の部屋には鎌倉高校さんが陣取ります。掲示物に力を入れていた印象。
まさかの映画押し。サイン入りポスター。
ちゃんと合格実績もありますよ。
資料はカラーで合格実績も裏面にぎっしり。
素敵なブースにしっかりとした資料でした。さすが鎌倉。
茅ヶ崎北陵・鶴嶺・茅ヶ崎・茅ヶ崎西浜・寒川高校
茅ヶ崎軍団は中講堂にどどんとまとまっておりました。
茅ヶ崎北陵高校は、学校までの所要時間で、弱点となる立地を補強していました。横浜から50分で行けるんですね。相模大野からは55分。藤沢からは30分。鎌倉からは45分ということです。臨時新校舎の説明も詳しく書かれていました。宇宙飛行士の野口さんからのメッセージもありましたね。
鶴嶺高校は、国際押し。Q&Aの資料のQ1が「海外交流校訪問について」なのはさすがです。ちなみに、自転車での通学が6割以上、バスや電車との併用を含めると9割以上が自転車を通学に使っているそうです。パンフレットの表紙好き。
茅ヶ崎高校は、インクルーシブ教育を押している印象でした。その実態を詳しく聞いてみたかったのですが、質問した先生がまだ赴任してすぐの方ということで、核心には触れられませんでした。パンフレットでは、日本に二校しか実施していないといわれる「ナイトハイク」の写真が印象的。
茅ヶ崎西浜高校は、プログラミング教育研究推進校らしく、プログラミング&スタディサプリ押し。スタディサプリについては全国1000校中1・2学年の利用頻度が全国第一位だということです。毎週確認テストを実施するそう。様々な新しい試みを実施している印象がありますね。決して高い学力層とはいえない生徒たちが、こういった取り組みでどう変わっていくのか、期待です。
寒川高校は部活押し。顧問の顔写真入りの資料で、丁寧に各部を紹介しておりました。また、独立した資料を作って指定校も掲載し、大学進学についてもアピールをしていましたね。掲示にも力を入れていた印象。例年の定員割れ脱却に向けて、力が入っているのではないでしょうか。
大船高校
大船の山の上にそびえる大船高校は、資料にて「入学者の出身中学の地域」を一番最初に持ってきていました。このブログの『通学エリア調べ』でも取り上げましたが、大船は横浜からの流動が多いんですよね。
また、僕の中ではすごく真面目な印象を持つ本校ですが、もちろんその印象は変わらずなのですが、パンフレットには元気そうな写真も多く掲載されていました。あと、パンフレットの表紙好き。あ、絵が好きなのかも。
資料の裏面には、部活動の実績がどーんと掲載されています。思わず細かっ!と言ってしまいそうですが、こういったところから校風が滲み出てる気がするんですよね。
七里ヶ浜高校
海!
最高のロケーションを堂々アピール。間違いない作戦ですね。パンフレットの表紙も海・江ノ島押しです。
高校生っぽい生活を楽しむなら七里ヶ浜!という感が溢れてますね。この青春感は鎌倉と勝負です。
ただ、それ以外の印象が少し薄い気も。最高のブース立地もあって盛況であんまり中が詳しく見れなかったこともありますかね。それにしても、映えるなぁ。
湘南台、藤沢西、藤沢清流、藤沢総合高校
藤沢地域の4校はてっぺんの階のNUホールでまとまっていたので、こちらもまとめてご紹介。ちなみに、写真はその階からの景色です。いいね。
湘南台高校は、危うく定員割れをしそうになった前年の雪辱に燃えている印象。パンフレットの中にもある「高校生活は動詞にできる」などキャッチコピーを使ったポスターがいくつも置いてありました。格好いい感じですが、ちょっとブレ感も?こちらも横浜からの流動が多い高校ですね。
藤沢西高校は、やはり新校舎押し。やっぱり綺麗です。七里ヶ浜もそうですが、こういったビジュアルインパクトはわかりやすくて効果絶大ですね。隔年現象が有名な神奈川ですが、今年も人気で高倍率は続くでしょうか。
藤沢清流高校は、単位制&アクティブラーニング押し。実績もきちんと資料にしています。どちらかという良かった一昨年の実績を上手に使っていますね。「まじめがかっこいい」と謳うパンフレットは写真が素敵。
ここでは先生と話す機会があり、「近年の実績の秘訣は?」という質問には「アクティブラーニングの中でのリーダシップ教育の成果」という答えが返ってきました。実際の生徒に聞くと「うーん。やってない先生もいるよ」「関係ない話をしちゃう子もいる」という感じでしたが、手応えはあるそうです。全国でも話題の難しい取り組みですが、成功事例がどんどん生まれるといいですね。
また、単位制ということで空いた時間を利用しての「塾や予備校通いも多いですか?」という質問に対しては、「いや、そんなに多いイメージはないですかね」ということ。そんなイメージがあったのですが、学校で自習している子が多いということでした。もしかしたら上位層がガンガン塾や予備校に行って大学進学に向けて準備しているのかもしれませんねという憶測。
どちらにせよ、ご丁寧にお話してくださった先生、どうもありがとうございました。
藤沢総合高校は、斬新なパンフレットの表紙で差をつける戦略か。
総合高校らしい多様な考え方を認める素敵なパンフレットになっています。物語部分の色使いが斬新で面白い。部活見学を促す資料もありました。丁寧に保険のことや持ち物まで書いてあって好感です。
深沢高校
こちらは映画ならぬアニメアピール。若者には効果的なアピールかもしれませんね。
僕は知らないアニメでしたが、体育祭でも髪が染められない深沢高校で、主人公がピンク色の髪をしていて良いのでしょうか。ちなみに、今後生徒たちの要望によっては体育祭時など髪色変えたりも検討してくれるそうです。
こういった試みも。
なんとかして生徒たちに自分たちの良さを伝えようとしているのが嫌味じゃなくよーく分かる、好感が持てるブースでした。これまたちなみに、パンフレットの表紙も好き。アットホーム感が出てますね。
藤沢工科高校
さぁ、そして僕が勝手に考える「勉強犬が選ぶ最高のブース」栄えある第一位は、藤沢工科高校です!!拍手を!!
その検討ぶりを写真で見てみましょう。まずは専門の系について。藤沢工科には「生産技術」「情報通信」「建築」「住環境」「都市土木」「総合デザイン」の6つの系があり、二年時から選ぶことができます。
逆からもどうぞ。
そしてここからが圧巻。生徒たちの作った模型やら作図やら。
▲新聞紙で作ったジェットコースター。わずか5人で制作したそうです。
すごいですよね。これはものづくりが好きな子はやっぱり惹かれていきますよね。
ブースの前では先生が手品のようなこともやっていて、通る人が思わず足を止めていました。工業高校ならではの強みを活かした、素敵なブースでした。
以上にて、報告を終わります。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
生徒たちにも会えて、大満足でした。