作日はEU商工会議所主催の昼食会に行って来た
作日はマカチィのシャングリラにEU商工会議所主催の昼食会に行って来た。お題目は「Juan Miguel Zubiri 上院議員に話を聞く」という事だったが私は2つの事に興味を持って行った。この上院議員はお父様が議員だったころには若くビジネスをしていて、フィリピンのビジネスに対して多く邪魔をする行政の壁にぶつかり、フィリピンビジネスの難しさや何でフィリピンビジネスがこんなに他の国から遅れたのかとい事を痛感し、お父様の基盤から政界入り、ビジネスの簡素化に取り組む人物として有名で、この10月から一部行政の簡素化がスタートするが、そんなに簡単ではない事は本人も認めていた。日本などの先進国では2つのステップでビジネスが始められる。それに対してフィリピンは14のステップを踏み、その各々が勝手に書類を遅らせ、その上に各々にお金(印紙税)を払う仕組みなので、何かのビジネスをスタートするまでに役所で時間があまりにも掛かる。これに対して今回は役所が30日以上、他の書類が揃っているにも関わらず遅らせた場合には、その部署や人に刑罰が貸せられるというのが大筋だが、出席者は弁護士が多く、では書類が揃っていても、担当者が揃っていないと言われるケース等を質問。上院議員も、早いうちにシンガポールレベルの3ステップでビジネスが出来る体制にするように努力すると言うところで終わった。まあ何時ものフィリピン。邪魔をすれば金が入ると言うメンタリチィーを変えるのは難しい。
もう一つの興味はこの上院議員はミンダナオの出なので、「バンサモロ基本法」によって2020年以降のミンダナオ独立問題があり、上院議員の立場でどう思っているか?だが、会場でも興味を持っている人が質問したが、はぐらかされた。言えないよね本音は(笑)。でもどうして日本人はこういう席に出て来ないのかなあ。
ああしかし、シャングリラのサラダもサーモンのメインもデザートも味が濃すぎて美味しく無くなった。昔は上品な味で良かったのに。。。
最後にフィリピン日本商工会議所もこうした開かれた会合を開いて欲しいな。フィリピン日本人ビジネス協同組合で企画するか。。(笑)