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20230809【鹿嶋PJ】新ゼミ生(3年生)鹿島デビュー!

2023.08.09 14:30

 初めまして。今年から配属になった齋藤研究室3年の佐藤です。これから1年半よろしくお願いします。

 さて、今回の活動報告は鹿島まちあるきについてです。東京から高速バスで1時間半。鹿島に降り立ちました。

 まず、腹ごしらえに「満寿屋」さんでお蕎麦を食べました。私たちが食べていると地元の方々がどんどん来店し食事を楽しむ人で、お店が賑わっていました。

 お腹がふくらんだところで、蕎麦屋さんから徒歩1分の場所にある「まちづくり鹿嶋㈱」にお邪魔しました。まちづくり鹿島は、鹿嶋におけるまちづくりの主体として活動している会社です。

 タウンマネージャーである済藤さんから、鹿嶋でどのようなまちづくりの取り組みを行っているのか、また、まちづくりを行う上でどのようなことを大事にしているか、そして、今後のまちづくりのことなどを教えて頂きました。

 今愛、鹿島でもう一つの出会いがありました。それは、新藤さんという伝説の齋藤研1期生にお会いたことです。これから、鹿島でご一緒することを楽しみにしています。よろしくお願いします!

 新藤さんは、現在Youtubeで活動しており、軽トラをキャンピングカーに改造する動画などを投稿しています。

 ぜひ、右記リンクから活動の様子をご覧ください。 【しどらぼ shido-lab】

 ここから、まち歩きです。

 最初に向かったのは「西の一之鳥居」です。まちづくり鹿嶋から国道51号を北上し、鹿島アントラーズのスタジアム方面に向かいます。そこから県道255号線を海沿いに少し南下した所にあります。

 対岸が遠くに見え水上に鳥居が立っていました。天気も良く風が強かったですが、なかなかよい写真が取れました。とても不思議な風景です。

 次に、下津海水浴場に向かいました。時間が早くほとんど人がいませんでしたが、波が荒くサーフィンには最適ということでした。

 そして、キャンプ場(?)として整備する予定の鬼塚高天原は、うっそうとした森が広がっており、本当にこれから開拓していく場所という感じでした。このまま生かすのか、どこまで環境を整えていくのか…どんな場所にしていくのかとても楽しみです。

 そして鹿島神宮に到着。

 まずは周辺のまちあるきから始めました。「鹿嶋やきいも」というお店に行き、やきいもを美味しくいただきました。ありがとうございます!やきいもは小ぶりでしたが、甘みが詰まっており、ねっとりとした触感もあり、とても美味しかったです。

 ということで、いざ鹿島神宮の境内へ!

 大きな鳥居をくぐり正面に見える大きな門をくぐると、右手に本殿、正面に森が広がっていました。ここの本殿は参道に対して正面にあるのではなく、参道に沿って本殿が立っているめずらしい神宮だということです。

 お参りの後、奥宮に向かって歩いていると、済藤さんから「ここは2000年以上前から存在する長い歴史を持つ神社」とのお話がありました。

 奥に歩いていくと、途中に鹿園があり、ここの鹿が奈良に送られているのだとか。奥宮をお参りし向かいには。まちづくり鹿島が運営している、まち珈琲「あらみたま」を見学をしました。可愛らしくとてもきれいなお店で、鹿嶋の特産品も販売していました。

 その後、透き通る湧水で禊も行われる「御手洗池」に向かいました。

 長い下り坂を下ると、小さな池の中に鳥居が立っていました。すぐ近くに湧水があり、ひしゃくで手にかけると夏なのにとても冷たく気持ちがよかったです。

 冬にここの池に裸で入り身を清める行事があるそうです。参加してみたいかもしれない…。

 最後に、要石に向かいました。

 長い長い森の中の道を進み小さな鳥居と囲まれた中に石が埋まっていました。その昔、どのくらい深くまであるのか掘ったところ、まったく終わりが見えずあきらめたそうです。鹿島神宮の要石は、地震を起こすナマズの頭を、香取神宮の要石はしっぽを押さえていると信じられています。

 済藤さん、色々とお教え頂き、ありがとうございました。また、これからよろしくお願いします。

 さて、今回のまち歩きでは、鹿島の持つ魅力とその魅力を発信することのむずかしさを感じました。鹿島には、歴史のある鹿島神宮があり、豊富な海産物や農作物、そして、とても眺めの良い景色などの様々な魅力があります。また、実際に訪れてみないろ分からない、鹿島の「空気」はとても気持ち良いものでした。

 鹿島の魅力やこの気持ちよさを、より多くの人に知ってもらうために、私達に何が出来るか、これから考えていきたいと思います。

 

東洋大学 ライフデザイン学部

                 人間環境デザイン学科 佐藤 樹広