雑誌のデザインを褒めちぎるブログ

あるべきものが欠けると、目が惹かれる

2018.08.18 03:00

アレレ?アレレ?アレレのレ〜〜?(元広島の達川風に読んでください)

大変!0が半分、欠けちゃってるヨ!


みんなも多分、中島と同じ風に思ったよネ、きっと。そして同じように頭の中の達川光男(正確には達川光男のモノマネをする松村邦洋)が語り始めたと思うんだケド、それこそがこのデザインの目的なんだよネ!


例えば文字組みで考えたとき、目立たせたい箇所にアンダーラインを引いたり、文字を太くしたり、フォントを変えたりするのって要は、「他の文字列と差別化を図る」のが目的なんだケド…


それと同じだよネ!


ゼロを半分欠けさせることで、「ただのゼロじゃなく、差別化されたゼロである」ということを、見せつけてるんだよネ!ゼロがいい!ゼロになろう!B’zもそう言ってるYO!


目立たせるのは、なにも文字を大きくしたり、色を変えたりするだけじゃあないってコト。誌面のトーンがモノクロで、ジャンプ率をあまり上げたくない状況でも、それでも目立たさせる方法はあるんだってコト。みんなにも知って欲しいナ!



GISELe 2018年9月号 p.105