豊かさの本質
Facebook津留晃一の世界さん投稿記事 · 豊かさの本質
あなたは、幸せになるには「何か必要なものがある」と考えてはいらっしゃいませんか?
子供の寝顔を見たときとか、優しい彼に抱かれたときとか、輝く夕日に接したときとか、
人が幸せを感じるきっかけは実に様々あるようです。
人は誰でもそういう外的な刺激をきっかけとして喜びを感じます。
しかし人が幸せを感じるのに、必ずしも外部からの刺激を必要としているわけではありません。
悦びは、あなたが感じる事を選択した時、あなたに訪れます。
あなたが感じようと決めた時に悦びはやってきます。
そのことにどんな外的要因も必要ではありません。
幸せを感じたい理由は、あなたがそう感じたいからに他なりません。
他にどんな理由も必要ではありません。あなたはどこにいても、誰といても、どんな外的現実の中に生きていても、自分の内側深くに降りてゆき、「私は幸せだ」と思った時、あなたに幸せ感が訪れます。
人はこのことを実感体験したとき、もう他人を自分の望みのために制御しようとしなくなります。他人の言動から自由になります。他人を気にしなくなり、他人の感情から自由になります。他人をあるがままにそのまま受け入れられるようになります。
永遠の至福の瞬間をかいまみます。あなたはどんな状況にあっても、自分の感じたいように感じることが出来るのだという事実を決して忘れないで下さい。
これを疑わず、どの瞬間にもこの事を思い出して欲しいのです。
今、現にあなたが苦しみのさなかにあるとしたら、それは今、あなたの三次元人生ゲームの
渦の真中に意識が拘束されている状態にすぎない事を思い出し、目をとじ、ゆったりとした深呼吸をして、あなたの、深い大いなる意識の中へ降りてゆき、豊かな変わることのない観察者としての自分の本質に立ち返って下さい。
あなたの幸せは、外界に現れたその形で決まるわけではありません。
三次元世界に現れているのはただの結果にすぎません。
あなたが生み出した形は必ず崩れさるものです。そんな幻影にあなたの夢を託してはなりません。平和は反戦運動という闘争から生まれる事はありません。
環境汚染は、その汚染原因を批判したところで浄化されるわけではありません。
争いは欠乏感から起こり、欠乏を信じている人が自然から多くのものを奪おうとします。
自分が豊かである事を信じられる人は、人を労り貢献しようとします。
そして、他人に何かを期待せず、自らが産み出せる創造をこそ楽しみます。
自分は豊かであるという思いが原因となり、豊かなエネルギーを生み出し、資源の枯渇を押さえ、地球環境を回復し、人々の争いをなくします。
真の豊かさは、我々人間一人一人の、思いによってのみ決まります。
自分は円満で欠落したところのない、まん丸な豊かな存在であることを信じることで、
全ての物質的欠乏が解決されることを認識しましょう。
「これさえあれば幸せになれるのに」と考えている人は、その意識下に「これがない限り幸せにはなれない」という思いを抱いています。
そしてその思いこそが幸せになれない現実を自らに引き寄せます。
あなたに豊かさをもたらす唯一で最大の要因は、あなたの欠落感のない豊かな心だけです。
豊かになるとは実はこんなに単純で簡単なことなのです。
ただそのことを信じようとしない多くの人達がいることも知っています。
努力もしないでそんな簡単に豊かになれるはずがない、というあなたのDNAに染み込んだ、
古い強力な先入観念がそうさせていることを知っています。
でも私は断言します。豊かさとはあなたの選択によるものであることを・・・。
あなたのまわりには豊かさと貧しさの二通りしかありません。
そしてあなたが豊かであるかそうでないかは、あなたの選択によってのみ決まるのだということを信じてみていただきたいのです。
もし今あなたが心豊かでなかったとしたら、それはあなた自身の深い意味での選択であったことを認め、これからはただ自分自身に、自分が豊かに生きることを許し、自分はもともと豊かさそのものであったことを受け入れればよいのです。
あなたの豊かさは、あなたの望むところを通じて表現されます。
幸せになるのに、理由を付ける必要はありません。
幸せを感じるのに計画を立てる必要もありません。
必要なことは、あなたが感じられる最高の悦びを感じることを自分に許し、最高の幸せ感の中で人生をおくりたいということを選択し続けることです。
人は「ユートピア」と聞いて胸が躍ります、「理想」という言葉を聞いて血がたぎります。
そして人はこの理想を求め、乞い願い、それを実現させようとして戦い続けてきました。
理想は、ユートピアは、その形にあるわけではありません。
社会主義国家であるとか、自由主義国家であるとか、形はどちらでもかまいません。
現実の形には意味がありません。
我々一人一人が、理想そのものとして生きるときに、理想社会が実現されます。
人を愛し、自然を愛し、愛そのものとして生きて行く過程に、あなたの廻りに現れる現象が
理想社会です。
ところが理想的な形を求めだした時、人は自分の理想観となじまないものの排除に意識が向かい、ここから葛藤が起こり、その緊張が理想を遠ざけます。
三次元世界のパラドックスです。
あなたの理想を外部に求めてはなりません。理想を他人に使ってはなりません。
地球の環境浄化は、あなたの心を完全浄化したときに起こり、世界平和は、あなたの心の中に平和が達成されたときにのみ完成されることとなるでしょう。
自分一人で世界平和なんか達成できないという誤解をもう捨て去るときです。
世界平和は、地球浄化は、あなたたった一人の意識の変容によってのみ完成されます。
それを他の誰かに求め始めたとき闘争が始まります。
人々の心が無心になったとき、その象徴として人類は超伝導フリーエネルギーを手にすることができると伝えられました。
真の豊かさはもうすぐそこです。それを手にする主役は他の誰でもありません。
今これを読んでいるあなた自身です。