it's a sign
去年の大晦日、車で走行中に突然エンジンが故障し、JAFのお世話になったことがありました。車の心臓部の急な不具合に、なんとなくイヤな予感が走りました。
その3日後にも服が破けたり、グラスを割ったりなど、身の回りのものが次々に壊れ、不吉な予感はMAXに。
このままの生活を続けていてはいけないんじゃないか、人生テコ入れが必要なんじゃないかと思ったのが、ストレスの多かった前職を辞めることになる、そもそもの発端でした。
先日。
胸部に違和感があり病院に行ったところ、ある症状が発覚しました。ふつうに今まで通り生活は出来ますが、今後ずっと薬を飲み続ける必要のある病気です。
まさか自分が、でした。
「今日病院に来てもらって良かった、大変なことになるところだった」と先生は言いました。
会社を辞めて時間の融通がきくから、その日に思い立って病院に行けたのです。
もし今フルタイムで働いていたとしたら、なんか時々胸がくるしいな、くらいの軽い気持ちで放置してたと思います。
大晦日に車のエンジンが壊れたのは、このことだったのか・・・と自分の中で点と線が繋がりました。
病気が分かってから、真っ先に先生に聞いたのは、
「お酒飲んでもいいですか?」でした 笑
そうしたら、
「飲むなとは言わないけど、ほどほどにね」とのこと。
ひとまずは良かった!
これからは二度と深酒はしません。
酔っ払って寝落ち、とかもうありえません。
酒量を減らさなきゃな、とは常々思っていましたが、まさかこういう形で実現するとは。
もともと会社を辞めるつもりは毛頭なかったのに、色々なトラブルが重なって考えた結果、好きな道に進もうと退職を選んだのでした。
今思えば神様は、私を病院に行かせるために、全力で会社を辞めさせたんじゃないかって気がしてなりません。
切羽詰まる前に診断を受けられたのは、まだまだやるべきことが残っているからなのでしょう。
壊れた車は修理に出して、今は元気に走ってる。
私自身もメンテナンスの時なのかもしれません。
人生、至るところにサインあり。
ワイン屋さんでの仕事は今までどおり続けますし、お酒ともほどほどに付き合っていきます。これまでの生活で「お酒が恋人」、だったとしたら、「友達」に戻る感じかな・・・(?)
深酒して寝落ちしていた時間を、別のことに充てられる。
そう、前向きにとらえていきますよ。