夏期講習
今年も夏期講習、みんな頑張っています!
特に中3は、いままで勉強したことのない量と質の勉強をして、必死に奮闘してくれています。
私はいままで複数の企業で塾の運営に関わってきましたが、一つ間違いなく言える、【塾選びの真理】があります。
それは、どれだけ生徒が頑張れる環境にあるか、ということが最も重要だということです。
単純に生徒次第、というわけではありません。もちろん勉強しなければ成績は伸びないわけですから、勉強量は大切です。それは大前提。
ただ、乱暴に投げただけの課題では、生徒たちはついてこれません。
とにかく勉強させよう、と上層部からの指示通りに、とんでもない量の課題を出している塾もあります。これをやり切れば成績は確かに伸びるでしょう。
しかし、先生たちはこう思っています。
「こんな量できるわけないじゃん・・・」
当然、生徒たちもそのあたりの感情は的確に読み取ります。
結果として、ただ辛いだけの夏期講習、なんてこともあります。
これ、塾業界の闇だと思うんです。
高い授業料をいただくのに、それに見合った環境を用意できていない。
ここでいう環境というのは、課題の有無ではありません。
課題さえあれば、
「環境は用意してますよ。お宅のお子さんがやらなかったから成績伸びてないんでしょ」
という悪質な塾ができます。
夏期講習明け、2学期の三者面談で、生徒を叱るような塾です。
高い授業料をいただくのに、成績が伸びていない原因を子供のせいにする。
当然、保護者も何も言えなくなりますよね。
でも、そもそも成績を上げたくて夏期講習に通わせているんです。
成績が上がらないのであれば、費用に見合った価値を提供できていないことになると私は思います。
そして、偏差値にもカラクリがあります。
偏差値というのは、ざっくり言うと、
【全体の集団の中で、自分がどの程度の位置にいるかを数字で表したもの】です。
つまり、集団そのものが上昇している場合、現状維持では偏差値は下がるんです。
みんなと同じ量の努力では、偏差値は現状維持です。
偏差値をあげたいのであれば、追い抜くことが必要なんです。
よく、受験はマラソンに例えられます。
私はこの例えを偏差値に当てはめて生徒に話をします。
マラソンは走っている最中、頑張って走っているとしても、みんなと同じ速さなら、順位は変わりません。加速が必要なのです。
生徒たちは、ただ走るだけではなく、加速が必要。
そしてただ課題を与えるだけでは、加速できない。
その2つの大前提をもとに、スタプロではカリキュラムを組んでいます。
中3は毎日何を勉強すればいいのか、明確に示した課題カレンダーをもとに勉強します。
例えば7/22(土)の課題は、とあるプリントを合計50枚やること。
しかしこれだけだと、ただ投げただけになってしまいます。
このプリントは、市販教材ではなく私が自作したものです。
本当に苦労して一つ一つ作っているので、そこらの教材よりは圧倒的に価値があると自負しています。
それを生徒たちには十分に伝えたうえで、抜け道もしっかり用意します。
7/22(土)の例で言うと、「連続で3枚、満点が取れればそこで課題はクリア」というのが抜け道です。
50枚だろうと100枚だろうと、たくさんやったよというのはただの自己満足です。
覚えて使って点数になって、初めて課題の意味が生まれます。
生徒たちの心理は当然、満点を取ることで課題の終了ではなくクリアを目指す方向に動きます。
圧倒的な物量のインプットも、こうした工夫の1つ1つで、可能となるのです。
ちなみに、本当のところを言うと、インプットだけではまだ偏差値は上がりません。
上がることには上がるのですが、その数値はたかが知れています。
偏差値を10や20、この夏の1か月で上げるには、さらなる工夫と努力が必要です。
その部分は授業で十二分に補います。
夏休みをお盆前と後で二分し、前半戦と後半戦とするならば、いまは後半戦。
辛く苦しい前半戦を乗り越えてきた、今のスタプロの中3たちは、面白いほど成績が上がっています。
もちろん多少の個人差はありますが、上位クラスの平均偏差値は社会で60、理科で65を超えてきている状況です。ちなみに夏期講習前はどちらも50前後です。
正直少しうまくいきすぎているくらいの例ですが、現に今年の中3たちはその成績を取っています。平均というところがすばらしいですね。偏差値が20上がった、なんて子もいます。近隣の高校で例えるなら、武蔵村山高校くらいのレベルの子が、福生を超え、青梅総合を超え、上水を超え、東大和南も超え、昭和高校くらいのレベルに上がったということになります。
この夏は理社を中心に成績を上げることにしているので、9月以降は英数国の成績を上げていくことになりますが、非常に楽しみです。
8/27(日)のWもぎを全員受験するので、その結果が出次第、塾の前に張り出す予定です。
近隣にお住まいの方は、生徒たちの努力の結果をぜひご覧ください。
なお、中3はすでに定員となっているため、今年度の募集は終了しております。
中2はあと1名、中1はあと5名の空きがあります。
過去に中3が定員にならなかったことは1度もありませんので、ご入塾をご検討の際はお早めにご連絡ください。体験授業も随時受け付けております。
入塾の際は、絶対ルールが1つだけあります。
それは、「生徒本人が入りたいと言わない限り、入塾できない」ことです。
そのうえで、体験授業を受けた生徒のほとんどが、頑張りたい、入りたいと言ってくれています。
最高品質の授業を受けてみたい、受けさせてみたいという方は、ぜひご連絡ください。