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泰心堂 徒手調整術研究部|習志野市大久保|自律神経整体

夏場のだるさにクラニアル(頭蓋骨調整)!?

2023.08.19 12:44

ども、からだのエンジニア&からだの専門家 鍼灸師&整体師 泰心堂こと藤井崇次です。

先日モルフォセラピー(形態学的な整体法)のお話をしたついでに、実はこんなとこもろも歪みが出ていたりって話。


ちょっとだけ内緒話も含むのですが、今回は大盤振る舞いでさらっとお話をしてしまいましょう。


ということで、今回のテーマは歪みフォルム(形状)。

なのでモルフォセラピーの件については、広江洋一先生(日本モルフォセラピー協会だっけ?)のところへどうぞ。


モルフォセラピーにおいては日常生活の中で生じる特徴的なフォルム(からだの形状)の崩れに注目して、ある部分のフォルムの崩れに対して戻すような刺激をそっと加えることで、からだ本来の治癒能力、調整能力を取り戻し、自ら良い状態へと変化を促し、からだの不調を構造的に解消、改善することを目指すというのが施術目的でした


まあ、世の中の整体、カイロプラクティック的手技ではまあ、似たようなことはよく言っているわけですね。

ほら、「歪みが~」ってあれですね。


まあ、この歪みをどこで診るのかというのがまあ、争いがあるところではありますが、実は私が見ている中で最もわかりやすいのが、


顔の歪み


です。

詳しい話をすると、そもそも第一頭位か第二頭位かの問題だったり、一次呼吸やら○○骨の変形やら、○○縫合の話だったりとかまあいろいろあるのですが、そういう話は専門家向けなので大胆にカットしましょう。


ただ、これ注意したいのは顔の輪郭内のお話と頭と体の関係を混同しないこと。ええ、よりややこしいことになりますのできっちりとどこのお話をしているのかは慣れないうちには分けて考えるのが重要です。

そうですね、頭部の話をしている場合は頭部に限定して相互関係を考えること、身体に対する頭で診る場合は頭側の問題でそうなっているのか、背中などからだ側の事情で見掛け上そのように見えるのかをきっちりわけるということです。

目の錯覚と治療家側の思い込みによる錯覚で、”右斜めに歪んで見える”という状況があったとして、必ず”顔の右半分が歪んでいる”わけではないということですね。


慣れてくると、「こんにちは~」と玄関のドアを開けて来院したときに、「あ、今日、この方歪みが強いな」とか分かるようになります。


一応の基準線をお話しておくと

縦の基準

〇脳天(百会)、眉間、鼻筋、鼻梁、顎先

横の基準

〇両目の水平ラインと前頭部ライン

〇カンペル平面における鼻下点-耳珠上縁ライン

※カンペル平面はまあ、鍼灸師や柔道整復師なら知っているはずなので割愛。

ちなみにカンペル平面<=>フランクフルト平面。

〇頬骨下縁ライン

まあ、ざっくりとこの辺をみておけばよいかと。


少なくとも美顔術(美容整体の一つ)、うちだとRe:Chargeや美容鍼灸(美顔)などがそれですが、これらをメニューにしている人ならば、歩いていてもすれ違いざまズレがチェックできるくらいにならないとね?←立派な職業病だと思います。


さて、調整の前にこの時期、時機に私がよく見る頭部の歪みの中でわかりやすいのが、頭部拡大

頭部拡大は頭蓋内の液体(血液やら脳脊髄液やら)が増え、うまく排出されないことによる滞留、脳圧上昇状態。

頭をポンプに見立てたとき、ホースの先が首やら身体。どこかに歪みや詰まりがあるからうまく流れにくい状態になり、あたまに溜まったと考えると良いかな?

この状態では頭蓋内圧が高まり、頭蓋骨を外側に押す力が生まれます。その結果、頭部がいつもより拡大した状態になります。ただし、この圧力は一定かつ均等にかかるわけではなく、圧力の不均衡が生じ結果、頭蓋全体が見掛け上”歪み”ます。

頭蓋全体で圧力分散をした結果、顔にも歪みの徴候が現れ、そのわかりやすい現われが見掛け上の左右対の部位の高さの不均衡。


症状的には頭重感やもやもや感など頭痛やら思考関係や注意散漫など、それから脳機能低下→筋機能低下(反応性の低下)などが起こるので身体パフォーマンスの低下、内蔵不調なども出てきますね。


では、調整方法ですが、・・・・・・ええと実はいろいろなやり方があります。

泰心堂では、ソフトブロックテクニック→マニュアル調整をしてしまいますが、何が簡単なんでしょう?

頭部拡大状態が解消(滞留していた脳脊髄液の排出と身体での再吸収促進)と一次呼吸(頭の自然な拡大縮小のリズム、脳脊髄液の産生と排出リズム)がしっかりと感じ取れる状態になっていればどんな方法論でもよいと思うのですが、まあ、なんというか徒手調整術業界でも○○が良い、××は×だとか争いがあります。


個人的に興味深かったのは大島正樹先生の動体療法かな?

ただ、調整方法があまりにも簡単かつ意外過ぎて、使い方が難しいですよね。あれ、本当に大島先生のキャラクター勝ちだと思う。


ちなみに私はセルフで調整するときはソフトブロックテクニックもしくはこの動体療法 神癒アルファーNGIテクニックを頻用していたりします。


頭がすっきりとすると、からだの状態がはっきりわかるので、疲れている/元気いっぱいに合わせて睡眠がとれるようになりますし、しっかりと関節が安定して動き出しがスムーズ。丁度良い加減で動くことができるので疲れにくくなりますし、良いことばかりです。


最近、ちょっと体重いな~とか、なんとなく頭がすっきりしなくてやる気が出ない~なんて方はお近くの治療院でクラニアルテクニック(頭蓋骨調整)を受けてみてはいかがでしょうか?


・・・・・・うちですか?空いていれば受けますが。