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こんぶトマト文庫のふみくら

8月19日(土)22時42分

2023.08.19 13:55

世間がお盆休みに入ったあたりから、ジムに通い始めている。

正確に言えば、前から会員証は持っていて、月額じゃなくて毎回使用料を払うタイプの、公益社団法人が運営しているジムに行っている。

会員証を作ったのは2月で、そこから7月までに間に4回ほどしか行っていなかった。これではとてもじゃないけれど"通っていた"とは言えない。


きっかけは大変わかりやすい。体重だ。

過去最高記録を突破し、これはいよいよ危険な水準に来たことを痛感した。振り返ってみれば、この数カ月はろくに運動もしていなかった。毎日動く量もたかがしれているし、そのくせ変わらず食べ続けた。肥えるのはいたって道理だった。


そういうわけで、ジムに通い始めた。

この10日ほどで5回行っている。良いペースだと思う。心なしか体の動きが前より良い。

最初はろくにランニングもできずすぐに息が上がっていたけれど、それも徐々に回復傾向にある。

中高時代は一応運動部に所属していたので、連日体は動かしていた。その資産で今までやってきたきらいがあるし、今回のようにいざ思い立って体を動かすとなった時も、全くのゼロではないのは気持ちが楽だ。

ついでと言ってはなんだが、筋トレもしている。昔から上腕部・肩部・胸部の筋肉が弱いのがネックだと思っていたので、その辺りを中心にダンベルやバーベルを上げ下げしている。今のところ目立った成果は見られない。数か月単位で見ていけば変化があるのかもしれない。


元々、家系的に身体的な不安は常に付きまとっている。とりわけ父系は糖尿の気があり、事実その手の病気で亡くなっている。そして私はその血を存分に受け継いでいるようで、大学一年生になり食生活が荒れた頃合い、献血に行った先で「これは血がダメだから受け付けられない」とはねられ、失意の中行った病院で急性の脂肪肝気味であることを告げられた。あれは本当にショックだった。脂肪肝て。そんな連日飲み歩いたわけでもないのに(そもそもそんなに飲めない)。なお食生活を見直したら数値は収まった。


ナチュラルボーン健康体であるのならそれでいいと思うけれど、あいにく自分はそうではない。自分でご飯を作ることを習慣づけたのも、そういう気持ちがあるからだと思う。